一度に15秒間以上しゃべらないことにした

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最近ちとしゃべりすぎている。
言いたいことがドライブする。
しゃべること、コミュニケーションの目的の多くは「人に変化をもたらす」ことだ。
この「人」とは他人も自分も含む。
多くしゃべって、目的達成や成果にうまく結びつくなら良いがそうでもなさそうだ。
それではただのストレス解消トークや「私は言いましたからね」というエクスキューズにしかならない。
と考えるとしゃべったエネルギーがもったいない。

一度にしゃべる時間を15秒までに抑えようというのは、一つにはコミュニケーションの目的を達成するためには対話・会話がなくてはいけないからだ。
そして、自分が話した後に、間を置いてから、また自分が話すのは構わないことにする。
自分がしゃべった後に必ず相手のターンにして一手指されるのを待つ、という縛りではない。
とにかく、しゃべりっぱなしになって相手の反応を見ない、待てない、というのではいけないな、という戒め、自分ルールを試してみる、ということだ。

15秒と決めたのは単に我慢のためというわけではない。
齋藤孝氏の「人を10分ひきつける話す力」(だいわ文庫)からの受け売り、パクリだ。

p.25

十五秒の話に意味をこめられるか
「意味の含有率」とは、時間あたりの意味の量をさす。

p.26

 十五秒というと、短すぎて何も言えないと思うかもしれないが、これはちょうどテレビCM一本分の時間と同じ長さだ。十五秒のCMにはかなりの情報が入っている。となれば、十五秒の話でもかなりの意味を入れこむことができるはずだ。
 十五秒という短い時間で話そうとすると、頭を速く回転させて、大事なポイントを落とさず、きちんと通じる日本語になるように話さなくてはならない。それが話すことのいい基礎訓練になる。

人を10分ひきつける話す力 (だいわ文庫)
齋藤孝
大和書房
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次回、集団の前で話をし、教育する機会の準備・練習として、この「意味の含有率」を上げる訓練をする。
これは日常でのチャレンジだ。

この「15秒ルール」をまずは常に忘れないためにはどうしたらいいか。
自分が普段一番目にするものに「15秒」と書いたラベルを貼り付けた。
iPhoneだ。

2011-06-18 08:00

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