メンタルレスキュー協会( http://www.mentalrescue.org/ )の認定資格を将来的には日本国公式のものにしたい、というようなことを去年(2010年)の今頃考えてメモしていたようだ。
ちょっと壮大と言えばそうで、関係者にも大風呂敷を広げ過ぎだとか、ナンセンスで意義が少ないのではないかとかも言われそうではある。
社会情勢としては、少なくとも2006年に自殺対策基本法ができたり、その流れで全国の行政自治体などに予算が配分されたりと、良い動きはある。
組織としても個人としても、メンタルヘルス関連の活動について、自由に制限を受けずにやることは結構なことではあると思う。
ただ、ある少数のカリスマや実力者がいたとしても、その個人活動が社会全体に影響を与えるまでのパワーを効率的に発揮するためには色々なアプローチがあって良い。
個人がその責任の範囲で啓蒙・普及していくのもいいが、自由を減らし、制限が増え、自制・自律のコストが増えたとしても公共性を高めていくことは有益だと思う。
国家資格にする(あるいは作る)というのは確かに過剰な目標かもしれないけれども、まずはそういう突き抜けた発想と視点もいいのではないか。
また、「国家資格」と言っているのは、あまり文字通りの意味だけというのではなく、要は「メジャー」したいということなのかなと思えている。
2011-02-25 07:00
コメント