medicine

エッセイ

正しい手洗いのコツ

正しく手を洗っているか。 手をきれいに洗うことが万能だったり、最優先というわけではないけれども。 わかっていること、自分が理解していることをまとめてコツとしてメモしておきたい。 手洗いは一生使える技術である。 また、夏には食中毒を、冬には風...
カウンセリング

カウンセリングが突然始まることはない

悩みやテーマを持っているクライアントがそこにいたとして、カウンセラーがたまたまそのクライアントに出会ったからといって、なぜか突然「カウンセリング」が始まる訳ではない。 最低限のお約束事がある。 堅い言葉で言えば「契約(関係)」がなくては、業...
メンタルヘルス

救急処置が必須なように、自殺企図への対処は必ずできなくてはいけない

業あるいはプロとしてカウンセリングや相談を受ける立場にいる人は、深刻な悩みを抱えた人や自殺企図を持つくらいのうつ状態の人などへの対応のし方を「必ず」できるようにしていなくてはいけない。 ここで、業あるいはプロと言っているのは、開業しているカ...
ポエム

極論すれば現代社会のほとんどの業は虚業と言える

世の中には、人間が単に生き物として「生きる」ためだけならば必須ではないものが多い。 ギャンブルもアルコールもタバコもゲームもテレビも、なくなったからと言ってすぐに誰かが直接に死んでしまうということはない。 警察も要らない。 それぞれが自分の...
メンタルヘルス

今回(東北関東大震災; *東日本大震災)規模の災害でのメンタルサポートにおいて留意するべきこと

あくまで現場・現地に行っていない立場・状況で私個人が考えること。 現場にいないからこそ、心理的・ストレス的に距離を置いて見ることができるというのは利点であると思う。 しかし、現場や被災当事者からみれば、冷酷に感じたり、きれいごとや「それがで...
メンタルヘルス

ダメ出しだけをして追い込んではいけない

うつや不眠、自殺などの惨事後の教育またはカウンセリングにおいて「アルコール」を絶対的悪者呼ばわりする人がいる。 それは医学的、科学的、論理的に正しい。 そして正しいからこそ「やっかい」だと思う。 どうやって、誰に伝えるか、伝えているのかとい...
メンタルヘルス

メンタルヘルス教育において科学性が担保しづらいと感じる時

メンタルヘルスの教育でうつやASD、PTSDなどの時間経過による変化を表現しイメージアップしてもらう場合に、なかなか科学的、学術的な表現は難しい。 うつやPTSDにはICDやDSMというような診断基準はあるものの、それらは経時的なスコアリン...
メンタルヘルス

診断は窓に過ぎない

現代型うつ、新型うつ、ディスチミア型などといくら分類を細かにしたり、増やしたりしても、それが治療や行政施策に結びつかなくては意義が少ない。 あくまで人間や病態が先にあってその後に診断や医療がある。 現代の医学・医療は診断をしてから治療をする...
メンタルヘルス

アイデアや思想の独自性は儚い

Twitter / neti2: クックパッド終了のお知らせ記事やTweet、反応は多いけど、前に読んだ話ではクックパッド社はかなりギークが主導でサーバ反応速度とかをかなり突きつめて設計してると聞いた。今だと楽天とかが物量金銭に物言わせれば...
リラクゼーション

自分の呼吸を数える – リラクゼーションその1

概要 自分の呼吸を数えることによって、からだとこころの緊張をゆるめる 利用条件・制限など 特になし。 まれに自律神経を介した不調をきたすことはありうるが、すぐに中止すればよい。 教え方 座るか、場合によっては横になって。座っている場合、椅子...