アイデアや思想の独自性は儚い


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Twitter / neti2: クックパッド終了のお知らせ記事やTweet、反応は多いけど、前に読んだ話ではクックパッド社はかなりギークが主導でサーバ反応速度とかをかなり突きつめて設計してると聞いた。今だと楽天とかが物量金銭に物言わせれば凌駕されちゃうものなんだろうか。Googleみたく全部自前の強みはない?

Twitter / 佐々木俊尚: 楽天クックパッド問題、私はこの記事に同じ感覚。しかし …

結局クックパッドは楽天レシピに抜かれる弱肉強食WEB – invizi
→ 結局クックパッドは楽天レシピに抜かれる弱肉強食web – Google 検索(2011-11-18追記)

「年内にクックパッド抜く」–楽天レシピ、ポイント連動で攻勢 – CNET Japan

元々アイデアに著作権を認めるかというのはビミョーな問題だ。
(キチンと日本で認められてたっけ?)
結局、社会やそのときの法・司法の運用で個別に判断するしかないのかも。
(そのあたりは映画「ソーシャル・ネットワーク」のテーマの一つがドンピシャ)

アイデア自体は大きく考えれば、社会や人類で共有するべきものかもしれない。
かと言って、その意義や権利をあまりに軽んじれば発明や発見のインセンティブは激減する。

ただクックパッド-楽天レシピ問題で言えば、確かクックパッドは「レシピを集積したインフラを通して社会に貢献する」という思想があったように思う。
(雑誌記事か何かで読んだ)
そうであるならば、レシピを広げる媒体や組織が世の中にいくつ存在しようが、真似をしようが、民衆・顧客にレシピや幸せが広がるのならばそれが本望ということになる。
その過程や結果でクックパッドが競争主義によって敗れたとしてもそれは必ずしも残念なことではない。

カウンセリングやメンタルヘルスに関する組織やベンチャーはどんどん増えてきている。
それらの設立や活動の元々の目的が純粋に営利追求だとしたらば、同業者(社)との競争に打ち勝つ必要がある。
しかし、一般の人たちが持つストレスやメンタルヘルスの知識やノウハウ、カウンセリングやサポートケアの普及や質向上をゴールに設定するならば、結局誰がそれを担ってもいいはずだ。

もしくは、仮に、世界の誰一人、ストレス過多でメンタルヘルス不全にならず、うつにならず、自殺もしなくなったのだったら、どんなに人数や商業的規模が大きかったとしても、サービスを供給していた組織や個人は不要になる。
病気や怪我、老衰などが一切なくなくなったら医療や医学が不要になる(かもしれない)ようなものだ。
(実際おそらくそんなことはありえないが)

カウンセリングやメンタルヘルスを供給している人間として、自身ができること以外に、本当にクライアントのためになるような状況があれば迷わずそれを選択しなくてはいけない。
例えそれが、あなた自身の存在価値や食い扶持を奪い去ったとしても。
相手が、社会保障であれ、医療であれ、宗教であれ、偶然の采配であれ。

ただし、一方で他のどんなビジネスとも同じく、自身がやっていることの意義や強み、オンリーワンなものを常に考え生きていかなくては生き抜けない。

2011-01-29 08:00

(2011-11-18 15:00 追記)
10ヶ月経って、楽天レシピとクックパッドの関係はそれほど予想通り単純に変化してきているわけではないようだ。

楽天レシピはなぜクックパッドに勝てないのか?(The reason Rakuten-recipe can’t beat Cookpad)

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