stress

メンタルヘルス

図書館通勤と復職の隔たり

うつの休養・休職からの復帰で、段階的な回復の確認と慣らしを兼ねて、「図書館通勤」が奨められることがよくある。 図書館に限らないが、自宅などでのほぼ完全な休養から、会社への復職の前段階として、どこか環境的・地理的な中間地点を見繕い、数日から2...
ポストベンション

オリンピック競技と惨事ストレスとレジリエンス

惨事における心理面の対応に携わってきて、このブログでも書いてきている。 惨事対応をチームでする理由 | deathhacks 惨事へのサポートケア焦点 その1 | deathhacks 惨事へのサポートケア焦点 その2 | deathhac...
ポストベンション

ショックな出来事に対処するために持つべきは「意識」と「知識」と「儀式」

惨事の衝撃は時に甚大だ。 私たちが現場で介入サポートをするのは、問題や悩み、悲しみを解消してゼロにするためではない。 そもそもそれは不可能だ。 出来事によるショックは人によって違うし、そこから回復するペースもまたそれぞれだ。 サポートにはそ...
メンタルヘルス

ライフイベントや惨事が一段落した瞬間が一番疲労している

結婚や引越し、昇任や異動、転職などのライフイベントは、それに対する感情や受け止め方が、良いものであれ、悪いものであれ、ストレスや疲労の原因になる。 もちろん適度な刺激やストレスは必要だし、そもそも生きて生活していくこと自体がストレスなのだ。...
カウンセリング

現場での余計なひとことについて考える

自分は臨床を離れた医者だが、クライアント対応するときのワーカー側の心理について一思案。 やってしまいがちなことは「余計なひとこと」を言ってしまうというもの。 この「余計なひとこと」というのは別に、失礼な言葉とか尋ねてはいけない質問、人格など...
メンタルヘルス

管理職がストレスに強いか弱いか、有利か不利か

組織や社会での業務上、あるいは役割の違いによって、人が感じるストレスや負担は異なる。 引いてはからだやこころに表れる反応も違ってくる。 ただし、「管理職」などの役割とは言ってもその環境や実際は現場によって様々だ。 立場によるストレスの違いに...
メンタルヘルス

ASD、PTSDにおける回避と麻痺の背景は同じ

ASDやPTSDの症状には、侵入(再体験、フラッシュバック)、回避(麻痺)、過覚醒がある。 この内、麻痺(感情鈍麻、離人感)は惨事に遭った直後に目立つ。 パニックになってしまうような事態、知己の死や自分の生命の危機などに出逢っているのに、そ...
メンタルヘルス

惨事ストレスと心理的対処の基本的な考え方(メモ)

災害でストレスを感じるのは当たり前の反応 防衛反応は当たり前の反応だが、強すぎると心身を痛める、または長く続きすぎる ※今朝はメモの画像で省力エントリ。そのうちテキストに書き起こすけど。 ※文字がブレてるのは乗り物(新幹線)移動中に書いてた...
メンタルヘルス

話すこと、書くことによるストレス対処について考える

悩んでいるときや惨事ストレスを受けているときに、クライアントに勧める対処として「話すこと」「書くこと」が挙げられる。 「書くこと」によってストレスなどが軽減する(可能性がある)理由について、「記録をしたから、そのことを忘れてもいいのだと認識...
知的生産

タスク管理周辺雑感 20110311

タスク管理でストレスが減る理由の一つは外部化・見える化による観測可能性が生まれるため 観測できないものは管理できない。時計があることで時間が管理できる。カレンダーがあるから日程・予定が管理できる ストレスや疲労は管理できない。目に見えないか...