悪いことは重なるというイメージはないだろうか。
仕事で失敗が続くとか、プライベートでのトラブルが重なるなどだ。
そんなときには、まるでトラブルが失敗を生み出していたり、失敗がトラブルを待ち構えたように連れてくるように見える。
すべては自分が何か悪いことをしたせいではないかとまで考えてしまう。
一つにはもちろん、あるトラブルがあるとそれに対応したり処置したりするためのコストがかかり、トータルのコストが処理能力を超えてしまうがために、さらに別の問題が出やすくなるという仕組みはあるだろう。
この状況に対処するためには、元々の仕事に余裕を持たせておく、自動的に安全を保つような仕掛けを施しておくなどが必要だろう。
もう一つの仕組みは心理的なものだ。
普段、エネルギーに余裕がある、自信を持てている状態であれば、さしてトラブルに感じない、あるいは動じないで対応できる状況であっても、受ける側が「弱って」いれば相対的にイベントは大きいものとなる(感じられる)。
これは「気のせい」と言ってしまえばそれまでだが、自信を持てているかどうかは行動や思考にも影響が出る。
そして「思い込み」であっても、疲労の度合いを大きくもする。
いずれにしても、他人の意見なり、過去の自分の記録などを活用して客観的な視点を持つ習慣や工夫をツールとして人生に組み込んでしまうと良い。
2011-07-29 06:00
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