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ポストベンション

理想を追求して最大限トレーニングしておくべきか

実際の現場で使う状況が得られないのであればいくら練習しておいてもコストパフォーマンスが悪くなる。 「もしも」の1回のために備えておくのがプロフェッショナルというものかもしれないが、現代のスピード感においてはアジャイルに扱って余計なことはしな...
メンタルヘルス

自殺対策は、救急的対応に向かえば向かうほど、介入としては妥当になるが、費用対効果は悪くなる

対象人数が減るし、個々に要するリソースやコストは増える。 自殺対策だってサービスの一種だから、利用する人や場面、回数が多いほど金銭コストをかけられるし、早く、より高い確率で利益を回収できる。 一方、自殺対策につながる形でのうつ対処を試みると...
カウンセリング

カウンセリングの技術が先か報酬が先か

心理職の社会的評価がまだまだ低く、金銭報酬が少ないというならば、まず取るべきアクションは2つあると思う。 一つは、自らが技術やサービスを高値で市場で売ることだ。 例えば私が考えているカウンセリングの価値は以下のエントリに書いている。 カウン...
エッセイ

自社製品にお金を払えるか

製品にしてもサービスにしても、自分や自分が勤める組織がつくるものを、果たして自分でも市場と同じ金額やコストを払って利用しようと思えるだろうか。 これができないようだと、自己矛盾を抱えていることになる。 とは言ってみたものの、現実には複雑で難...
カウンセリング

「何もしない」勇気を持つ

昨日のエントリ(そのカウンセリングに直面化は必要ですか? | deathhacks)につけ加えておきたい。 カウンセリングに限らないのだが、「何もしない」という選択肢があることを忘れてはいけない。 人は「何もしない」ことを、サボっているとか...
エッセイ

治療薬集やDSM-IVの最新版を買おう

個人でも組織でも、自分が専門分野としてお金を取って業としているのだったら、その分野のレファレンスやマニュアルはきちんと更新して買っておきましょう。 医者が診療をするんだったら、治療薬集やDrugs In Japan、メンタルヘルス分野(で必...
エッセイ

エコのトータルバランスから考えること

エコロジーブームや節約・倹約の流行りで、家庭でも企業・組織でも、色々な工夫や試みがされている。 書き損じや印刷ミス、一時的資料を裏紙として束ねて、適当な大きさに切り、丁寧にも糊付けしてメモ冊子にして使っていることがある。 個人的にはこの「裏...
エッセイ

クライアントに恥の感覚を持たせてしまったら失格

サービス業ではその内容によっては、クライアントの立場が結構弱いものがある。 サーブ側がそうは思っていなくてもクライアントが感謝を通り越して恐縮してしまうような分野だ。 もちろん対価のやり取りが直接または間接には行われているはずなのに。 この...
エッセイ

受託案件をどうさばくか

ビジネスの中には本業案件と出張ゲスト案件がある。本業案件とは企画や営業から実行、利益の回収までをすべて自分または自社でこなすものだ。出張ゲスト案件はプログラム開発での受託案件のようなもの。製品や商品の仕様が決められた案件を下請けてコアの部分...
メンタルヘルス

心理臨床現場で使うツールの費用対効果を意識する

うつのリハビリ期に職場に復帰するとき上司や同僚数名にカウンセラーと本人がサポートや理解をお願いするバスケット法や、ディブリーフィングのような惨事後のグループミーティングは、効果が高いという理解はありますが、実際にそれをマネジメントするとなる...