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カウンセリング

カウンセリングの技術が先か報酬が先か

心理職の社会的評価がまだまだ低く、金銭報酬が少ないというならば、まず取るべきアクションは2つあると思う。 一つは、自らが技術やサービスを高値で市場で売ることだ。 例えば私が考えているカウンセリングの価値は以下のエントリに書いている。 カウン...
カウンセリング

相手よりもややフォーマルな服装で

先日、まったくの初級者に、カウンセリングとまではいかなくても、職務上ものとはまた違った、悩みや相談を拾い上げるような面談をトレーニングする機会があった。 仕事上、あるいは人生の上での経験は多くあっても、悩んでいる人の話を聞くということになる...
メンタルヘルス

やる気は心理臨床家適性の一つ

カウンセリングや心理を学びたいという人は多いが、実践をするにはそれなりの基準や関門、要するに客観的な適性の判定が要るだろう。 そうは言っても、能力だけというよりは「やる気」というあいまいな指標も無視はできない。 そして問題なのは心理臨床の周...
カウンセリング

クライアントの目的はカウンセリングそのものではない

医者やカウンセラーには、本当に高いレベルの倫理が必要だなと最近良く考える。 知り合いやクライアントという以外の関係がある人は、原則としてみてはいけない。 好きな人、あるいは嫌いな人をクライアントにしてはいけない。 逆に言えば、クライアント個...
エッセイ

緊張カミングアウトはルーキーだけに許される

発表や仕事、スポーツなどで、そういった場が初めてだったり、経験が少ない人間が「今、実は緊張しています」と表明することがある。 これは正直とも取れるが、それによって受け手や聴き手、聴衆・観衆の評価が影響を受ける。 これが本当に皆が認め、初心者...
エッセイ

クライアントに恥の感覚を持たせてしまったら失格

サービス業ではその内容によっては、クライアントの立場が結構弱いものがある。 サーブ側がそうは思っていなくてもクライアントが感謝を通り越して恐縮してしまうような分野だ。 もちろん対価のやり取りが直接または間接には行われているはずなのに。 この...
カウンセリング

現場での余計なひとことについて考える

自分は臨床を離れた医者だが、クライアント対応するときのワーカー側の心理について一思案。 やってしまいがちなことは「余計なひとこと」を言ってしまうというもの。 この「余計なひとこと」というのは別に、失礼な言葉とか尋ねてはいけない質問、人格など...
ポストベンション

危機介入のプラスとマイナスをトータルで考える

惨事後や危機での組織介入をチームを都度編成してやっている。 心理学的、あるいはケアやサポートとしての(ある程度純粋な)技術としての面だけでなく、インフラやロジについてもプロフェッショナルでなくてはいけない。 自分や近場の仲間の経験としては過...
メンタルヘルス

常に考え抜き、選ぶ

心理の活動の中で、人間が認識できる要素は少ない。さらに、認識できたとしてもそこに影響を与えられることはもっと少なくなる。 世の中のしくみや法則のうち、科学的に解明したり説明したりできることは5%か10%くらいしかないのだという。あとの残りは...
カウンセリング

たまたまペアカウンセリング – ペアカウンセリングその4

昨日呑んでいて、たまたま「ペアカウンセリング」状態になった。 (参考エントリ) ペアカウンセリングは「アリ」だ – ペアカウンセリングその1 | deathhacks ペアカウンセリングの臨床研究へ – ペアカウンセリングその2 | dea...