心理の活動の中で、人間が認識できる要素は少ない。さらに、認識できたとしてもそこに影響を与えられることはもっと少なくなる。
世の中のしくみや法則のうち、科学的に解明したり説明したりできることは5%か10%くらいしかないのだという。あとの残りは「なぜ」かもわからないし、人間が意思をもってどうこうすることはできないのだ。
だからといって、考えることや行動を選ぶこと、自分の言動をコントロールすることを、諦めた方がいいとか、無駄なのだということではない。わからないこと、手を加えることができることの限界を知ることが大きな結果の違いを生む。
大事なことは「あらゆることを考え抜くこと」「選べること、選ぶべきことを、選ぶこと」だ。
それがいわゆる「人事を尽くして天命を待つ」ということだ。
2011-12-25 13:00
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