education

メンタルヘルス

自身の内側から湧き上がった感覚がなければ実戦では使えない

我々はカウンセリングでするクライアントへのアドバイスを、必ずしも実行を唯一の目的としていないこと(しないこと)と捉え、教えています。 一番いいことは、クライアント自身が現実の環境や社会、現実と向き合って、バランスの良い、しかも本人が納得、妥...
メンタルヘルス

メンタルヘルス教育グループの適切な人数は18人である

限定的な状況想定を前提として 期間を2から6ヶ月くらいと考える 指導者は2名+補助者数名 場所・スペースは普通の小中高の教室か、大学などの1個セミナールームくらい? 教育項目はカウンセリングロールプレイ、惨事後グループミーティング、グループ...
カウンセリング

注文の多いクライアント – トレーニング法その1

カウンセリングロールプレイの一応用です。 クライアント役はロールプレイ中に感じたメッセージコントロール的な要望・改善点、違和感などを「すぐに」「その場で」「率直に」フィードバックします。 通常のカウンセリングでは、クライアントは何か引っかか...
メンタルヘルス

オーバー・ディスクロージャーの原因と良くない理由

オーバー・ディスクロージャー over-disclosure とは「過剰な情報開示」のことです。 ここでは特に、日常や、カウンセリングの現場、メンタルヘルスの教育現場も含めてた様々な場面で、ある個人が自身の内面や悩み、過去や体験を不適切な程...
メンタルヘルス

ストレスマネジメントと料理の包丁と

ストレスマネジメントの教育にきた中に「リスクマネジメントの教育だと思ってました。ちょっと考えていたのと違ったなー」という人がいました。 確かにストレスマネジメントとリスクマネジメントはまったく同じとは言えません。 ただし、完全に、重なるとこ...
ポエム

ブログを書く私

下園壮太氏は著書『「遺されたつらさ」の受け入れ方』(講談社+α文庫、2010年)の「おわりに」でこう書いています。 p.243-244  実は本を書く私は、これと同じような問題に直面しているのです。  (中略)  ところが、本という手段をと...
リラクゼーション

自分の呼吸を数える – リラクゼーションその1

概要 自分の呼吸を数えることによって、からだとこころの緊張をゆるめる 利用条件・制限など 特になし。 まれに自律神経を介した不調をきたすことはありうるが、すぐに中止すればよい。 教え方 座るか、場合によっては横になって。座っている場合、椅子...
エンカウンター

誕生日順の輪 – エンカウンターその1

要点 しゃべらないでジェスチャーだけで互いの誕生日(バースデー)を伝え合い、全員が4月1日から3月31日まで順番に並ぶ 適当な人数 10〜30人くらいまで 所要時間 10〜15分間 その他 オープンスペースが必要。ただし机や椅子があっても外...
メンタルヘルス

褒めるのがヘタな私

成蹊大学法学部教授の塩澤一洋さんのブログshiologyからは学びっぱなし。 1918-100207 キャラ探し: shiology 教育では、上記エントリにも表れているような「プラス思考」な表現・フィードバックをするのが良さそうと思うけれ...
メンタルヘルス

到達目標を高く設定すると不全感・無力感も高まる

教育では理想や完成形、目標を適時適切に示さないと被教育者はなかなか満足が得られません。 特にスポーツやカウンセリングなどの実践・実戦、現場やOJTでの経験や体験がなければどうにも上達しない分野では教育者がうまく目標設定をしたり手助けをするの...