カウンセリング

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河合隼雄、國分康孝、下園壮太のカウンセリングを比較する(1)

河合氏や國分氏の著書を読むとカウンセリングについて様々に考えさせられます。関連テーマの宝庫です。 また、疑問に思えることを度々(それが唯一絶対であるという押し付けなしに)単純明快に答えています。世に出ているカウンセリングの本の多くは建前や理...
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カウンセリングでため口は許されるか

初級者にカウンセリングを教えていて、実際にカウンセリングのロールプレイをしてみせたり、ビデオを見せたりすると「初対面の設定なのにため口が気になったんですけど、、」「あんなにくだけた態度でもいいのでしょうか?」という質問をよくいただきます。 ...
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うつの症状をとらえるのは魚釣りのようなもの

うつが強くて自殺の危険もあるくらいのクライアントのカウンセリングをするとき、カウンセラーはクライアントとのやり取りの中に出てくる睡眠の悪化や食欲の変化、自責の念や無力感などについて、共感するため、理解したことを示すため、医療の利用を勧めるた...
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カウンセリングのプロフェッショナルは「相性」を持ち出さない

カウンセリングがうまくいかないことをクライアント側の責任にすることがカウンセラーにはありがちです。 明らかな原因が見つからなかったときにカウンセラー個人とクライアント個人の「相性」のせいにすることについて考えてみます。 カウンセリングの成果...
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カウンセリングでクライアントはメモを取りましょう

カウンセリングのとき、クライアントはメモをとりましょう。 カウンセラーは自分が記録をするのではなく、クライアント自身ににカウンセリングの内容などを書かせるというやり方もあります。 カウンセリングの記録というと、これは医療・診療における診療録...
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セクシャルハラスメント相談をうまく進めるための3段階

カウンセラーはセクシャルハラスメント(セクハラ)の被害者が助けを求めて最初に駆け込む場所になることもあります。 もちろんその相談が展開していって民事裁判等にまでなる場合には適当な時点で法的知識が十分にある専門家などの支援が加わることはあるで...
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弟子が時空を超える

以前に本は時空を超える | deathhacksというエントリを書きました。 本を書くことによって、知識を時間的・空間的に離れたところに届けることができるという話でした。 とは言っても本などに記録し、定着させなければ、情報や知識が伝わらない...
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自分がカウンセラーに向いてないと思うのは自分と理想が合致していないだけ

基本的には、のほほんと色々コントロールしながらカウンセラーをしています。 日本の心理カウンセラーは特権や権威がない代わりにカジュアルで責任の範囲が狭い仕事です。それでも置かれた立場やクライアントによっては大きな影響を与えることがありますから...
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ライフライン式カウンセリングロールプレイで訓練効果をアップする

カウンセリングの実技訓練の多くにおいて、ロールプレイあるいはモデリングと呼ばれる模擬のカウンセリングが、練習または実演として行われています。 カウンセリング訓練では、教育者と被教育者、あるいは被教育者同士で場面や悩みなどを設定し、ロールプレ...
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カウンセリングでスーパビジョンを受けるべき3つの理由

カウンセリングをするカウンセラーが、自分が担当しているケースについて自分よりも経験や知識が豊かな上級のカウンセラーなどに相談し、指導・アドバイスを受けること、すなわち「スーパービジョン」を積極的に活用する利点にはどんなものがあるでしょうか。...