以下のTweetをしたら4favs+13RTsほど、いただいたのでもう少し書いてみる。
[blackbirdpie id=”89192301536088064″]
勉強会の内容・テーマとしてはロールプレイやスーパービジョンなどを含んだカウンセリング関連を想定してる。
場所の確保
- 2時間から3時間程度、静かめの密室、というか隔絶された場所が欲しい。ロールプレイはやはり実践のカウンセリングと同じような環境でやらなければいけない。内容守秘の問題もある
- 都内だと貸会議室(喫茶室ルノアールとか公共施設など)は割とある。値段が高くなると人数を確保しなくては割高になったり、会のモチベーションを下げる元になる
- 予約・手配の手間も馬鹿にならない。最近はかなりWeb上から探したり、予約状況を確認できたり、申し込んだりできるようになってきているけど
- 区なんかの小自治体などが管理する、優先使用団体なんかがある施設は制限があるわけだが安価なようだ。ただ実際の情報は地道に口コミや実見で探す必要がある
- 会メンバーが元々の会社や団体の組織所属者とだいたい一致していて、カウンセリングというテーマが組織に理解されているならば、業務外時間に施設を使える。これは結構理想的
- 特定個人の所有場所とかだとこれはまた会の開催に属人性の影響が大きくなりデメリット
参加者の日程希望調整
- 結論から言うと、少数のコアメンバーが日程などを決めて、まず動かし始めてみるということを勧める
- なかなか都合が合わない人も出てくるとは思うが、とにかく「会を開催すること」にこだわった方が良い
- 飲み会ならば「皆やる気はあるけど時間が合わないねー」でいいかもしれないが、勉強会は成果を上げるべきものであって、まずやらなくては意味がない
- 勉強会に、飲み会以上、仕事未満(あるいは仕事以上)の優先度でコミットできる人の比率次第
- ツールとしては少人数でもメール、メーリングリストなどでは限界が低い。すぐ面倒くさくなる。元々の互いの連絡先の把握だけでも大変。Facebookのようにオプトイン(参加者個人からの要求→承認フロー)方式が良さそうなのでこれから試す
誰がマネジするか
- 参加者全員がフィフティ・フィフティの同等で、アメーバ的に代替可能な立場と役割をするのが理想
- マネジャー、ファシリテーターはなくてもいいや、と思いがちだが、その仕事自体は必ずある
- 飲み会の幹事と一緒。ある程度以上の人数規模になれば、何かとだれかが取り仕切らなくてはいけない
- マネジャーや幹事の労をいとわない人もいるが少ない。何かしらの利得を感じ取ったり、受け取れる人は確かにいる。しかし、これも属人性を高くしたくないのと、いつかその特定個人は「疲れた」ときなんかに会が成り立たなくなる
- 持ち回り制なんかもあるとは思うが、結局仕切れない人は仕切れないし(個人に関する、時間・エネルギー・モチベーション・リソースの差異はいたしかたない)
まとめと私見と雑感
- ノウハウ的には飲み会のセッティングと同じ。テーマとモチベーションなんかが違うだけ
- 集まることのコスト、個人ごとのコスト、連絡コストをどれだけ下げるかが肝心
- そのためには、人数を増やさない。ただし、参加者は多様な方が良い
- ITツールの活用
- カジュアルさ(いい加減さ)と勢いが大事。始めるにしても、続けるにしても、止めるにしても
- Facebookグループなんかを使って勉強会の「ビフォーケア」「アフターケア」をすると良い
- 理想として考えているのは、日常からやり取りや議論、学習を共同でしておく。リアルに会う必要があること(ロールプレイや緊要なスーパービジョンなど)について「勉強会」を開く。これは会議やミーティングの考え方と同じ
2011-07-09 08:00
コメント