スターバックスなどで日誌をつけたり本を読んでいてお店が混んでくると、間近で他人の会話が聞こえてしまうことがよくあります。
自分の仕事を意識して止めることはあまりないのですが、意外にこの偶然聞こえてしまう会話が、カウンセリングやコミュニケーションを勉強する材料になります。
例えば女性2人の会話の様子や内容が興味深いときがありました。
片方が「ちょっとちょっとー、ミユキ(仮名)聞いてよー。ウチの主任が昨日さー」という感じで始まり、どうも職場での不満を話している様子。
「ありえないでしょ?」
1時間くらいもほぼ彼女が話し続けて、一方の聞き役の彼女は(そちらを私は見てませんが)ほとんどしゃべらず特にリアクションしている様子もなさそうでした。他人事ながらこれが「悩みの相談」として成立するのかハラハラしたり、もう少し話をまとめてあげないとダメじゃないか、などとカウンセリング頭で心配してしまいました。
しかし、次の予定があったようで2人が席を立つときに話をし続けた女性が「あー、スッキリしたー。ありがとー(笑)聞いてもらって良かったー」と言ったのを聞いたときには思わずズッコケそうになりました。
あなたが勝手にしゃべってただけじゃん、と心の中でツッコんでしまいました。
他にも今までには、若い男性がコンコンブツブツとずっと説教をしていてそれに対して女性が弁明しているという場面もありましたし、不幸な境遇の女性をぜひ個人的に支援してあげたいと言う中年男性に同年代の友人男性が反対している状況などもありました。
カフェや飲み屋のような公共の場所でも周りが知らない人ばかりだと思うと多少きわどいプライベートな話をしてしまいやすいのでしょう。
個人的な印象としては、女性同士の会話はガチガチのロジカルな議論だけで終わらず、カウンセリングに近いような対話があって、一番面白く感じます。
次点が女性と男性の会話で、男性同士だと理屈が多すぎたり、お互いに自分が言いたいことを言ってるだけということが多くてちょっとつまらないと感じることが多いようです。
2010-04-13 9a.m.
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