メンタルヘルスに関する知材管理は必要ない


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メンタルヘルス教育をすると、そのテキストや資料、録音や映像などを再利用されたくないと考えるかもしれない。
しかし、基本的には問題ないのではないかと個人的に考えている。

カウンセリングやメッセージコントロールなどの本質は1回や2回の教育講座を受けたり、動画で勉強しただけでは決して身に付かないからだ。
学んだことを現場やロールプレイなどで実践またはトレーニングし、仲間や指導者と議論、フィードバックを互いにし合って、それを何度も何度も繰り返すことが上達・成長の唯一の道だ。

団体や個人として利益を確保・追求しなければいけないという事情は考慮すべきではあると思う。
しかし、考えようによっては、メンタルヘルスは医療とも一緒で、世の中から怪我や病気がなくなってしまえばそれはそれで人類のためにはベストだとも言える存在だ。
たとえそれによってカウンセラーや医師などのプロフェッショナルの食い扶持がなくなってしまうとしても。

そして残念ながら(幸いながら?)そのようにプロの仕事がなくなるということはないだろう。
外科の仕事が内科的に処置・治療できるようになってきて、外科の存在意義がなくなるという可能性もあるが、その変化はきっと緩やかなものだから、徐々に個人や業界の構造を変えていけば(変わっていけば)いいだけである。

情報の公開についてだが、宣伝効果などを考えれば相当部分あるいは書籍やWebなどで出せるものについてはドンドン出して良い。
そして、そうは言ってもリアルに直接にコミュニケーションしなくてはいけない部分や暗黙知、経験知の部分について商品とすればいいと思っている。

ただし一定の規制や防御はしなくてはいけない。
引用はルールを守ってもらう。
商業的な倫理を守る(商材の無断再利用による営業は認めない)。
二次的な不具合やトラブルについては行為の施行主体・供給者が責任を持つこと(教わった通りにした「つもり」、または本を読んでその通りにやったらトラブルになったので教育者や著者を訴えるというようなことはあり得ない)。

2011-05-19 06:00

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