注文の多いクライアント – トレーニング法その1

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カウンセリングロールプレイの一応用です。
クライアント役はロールプレイ中に感じたメッセージコントロール的な要望・改善点、違和感などを「すぐに」「その場で」「率直に」フィードバックします。

通常のカウンセリングでは、クライアントは何か引っかかりや不安・不満を感じたとしても、それをカウンセラーに素直に表現することは難しいでしょう。
金銭などの対価を払っていたとしても、クライアントは一般に「弱い」立場、「助けを請う」立場だからです。
(実は必ずしも確かな前提とは言えないのですが)
ですから、たいていのクライアントは、始めは、あるいは最初から最後まで「遠慮」するのです。
それは、日本の文化・常識としての「配慮」とも言えるかもしれませんが。

しかし、カウンセリングという場においては、それが望ましいとは言えません。
カウンセラーはクライアントが適切な表現をしやすい雰囲気や気持ち作りの支援をしますが、それにももちろん限界があります。
さてこの「注文の多いクライアント」では、カウンセラーの初歩トレーニングとして、カウンセラー自身のクセや裏メッセージに気付く・知るために、ロールプレイ形式と取り決めを利用するのです。

ただし、クライアント役は「いじわるな」クライアントではありませんから、闇雲に「嫌がらせをする」「因縁をつける」のではないことに注意しましょう。
さりとて、普段の会話やカウンセリングトレーニングで、話の腰を折ってしまったり、表情の些細なズレなどを流してしまうということをしないというルールとします。

初歩のトレーニングとは言いつつも、対象としては通常のカウンセリングロールプレイはある程度こなしている、時間はせいぜい10~15分間程度の短時間に留める、終わってから十分に振り返りをして認識や気持ちの整理・収拾をつける、などの工夫をした方がいいでしょう。

2011-02-08 10:00

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