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ポストベンション

飲みニケーションなんて流行らない

だが、危機的状況や生命がかかるような場面では、システムになんか頼れない。 頼れるのは「人間」だ。 システムだろうが、技術だろうが、使用・運用するのは結局人間だからだ。 現場がうまくいくかというのは、相手(人間)に対して信頼「感」を持てるかど...
ポストベンション

映画や小説のコアテクノロジーは端折ること

映画でも小説でもマンガでも自己紹介でも、その核となるものは「省略」だ。 元々の物語と同じだけの尺を使わないと表現できない、伝えられないというならば、いくら時間や資源があっても足りない。 映画でも、説明書でも、ある人間の思考や思想、(擬似)体...
エッセイ

惨事に対応するコツはかなり応用が利く

昨日のエントリ(中国の反日デモ暴動を災害ととらえて対処する | deathhacks)内容の背景にあるのはショックな出来事に対処するために持つべきは「意識」と「知識」と「儀式」 | deathhacksで書いていることと同じだ。 《現地邦人...
ポストベンション

「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」から惨事対応エッセンスを読み取る その1

「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」を読み続けてそのまま読了。 トムラウシ山遭難に見る医学・社会・心理 | deathhacks トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか (ヤマケイ文庫)posted with amazlet at 12.09.1...
ポストベンション

惨事対応チームメンバーは自律的でなくてはいけない

ポストベンション

オリンピック競技と惨事ストレスとレジリエンス

惨事における心理面の対応に携わってきて、このブログでも書いてきている。 惨事対応をチームでする理由 | deathhacks 惨事へのサポートケア焦点 その1 | deathhacks 惨事へのサポートケア焦点 その2 | deathhac...
ポストベンション

惨事へのサポートケア焦点 その2

昨日のエントリ(惨事へのサポートケア焦点 その1 | deathhacks)の続き。 組織および従業員個々の業務量を調整・配慮する 精神的な衝撃を短時間で積極的に癒す手段はなかなかないが、身体を労わる工夫は具体的で目に見えるから取り組みやす...
ポストベンション

惨事へのサポートケア焦点 その1

ある組織で惨事が連続したとき、例えば数ヶ月間隔で従業員の生命に関わるような事故や事案が複数発生したときに、どんな項目をどのような視点からサポートするかをシミュレートしてみる。 ケアの焦点はどこになるか、という話だ。 出来事の細部を聞き、確認...
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DEATH NOTIFICATION

今日は以前のエントリ(自殺や事故に対して管理者がまず出すべき2つのメッセージ | deathhacks)を revise して書こうと思う。 組織の従業員などが自殺や事故でなくなったときには、管理者、経営者ももちろん衝撃を受けるだろうし大変...
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その人自身が代表になって惨事後のメンタルブロックを外す

惨事後の組織や集団内では、自粛ムードが漂う。 その出来事について話すことが躊躇われる、休みをとるのが後ろめたい、予定していた旅行に行くのを止めようか、お祝い事を延期しよう、などなど。 笑うことや雑談でさえ遠慮しなくてはいけないような心持ちに...