だが、危機的状況や生命がかかるような場面では、システムになんか頼れない。
頼れるのは「人間」だ。
システムだろうが、技術だろうが、使用・運用するのは結局人間だからだ。
現場がうまくいくかというのは、相手(人間)に対して信頼「感」を持てるかどうかで決まる。
そのの部分には、できるだけ長い時間一緒に過ごしたこと、仕事と関係のない雑談をどれだけしてきたか、相手のプライベートや性質をどれほど知っているか、同じ釜の飯を食ったかなどが反映される。
特にクライシスへの対応やCISMにおいては、過去の蓄積の上に発揮されるチームとしてのシンクロ率が重要、というかそもそもの基本要素としてもいいくらいのものになる。
2012-12-27 06:00
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