研修や学習の結果として出来上がった(変化した)人間を料理としよう。
ビフォーの人間は材料・素材ということになる。
出汁や味を染み込ませて一つの料理、つまり煮物として世に出し、お客さん(クライアント)に食してもらうのがゴールになる。
味付けを濃くすれば、よいオカズになるかもしれないが、くどくて日常的に食べられるものにはならないかもしれない。
やはり、元々の素材の味を活かした料理に仕上げたいものだ。
かと言って調味が薄過ぎても、「料理」にはならない。
それでも良いと言い出したら常に、野菜は生のサラダで食べ、肉は生肉のママ、あらゆる食物について加熱や調味料を使わないというようなことになってしまう。
いくら煮込んでも、まったく味が染み込まない素材もあるだろう。
煮込み過ぎて煮崩れてしまうのもいけない。
うまく面取りでもしてあげればいいのかも。
人の研修と煮物はどこか似ている。
2012-06-04 12:00
Posted from DPad on my iPad

コメント