humanbeing

エッセイ

味覚を、変わりたい

食べることは生きることに直結する。 量や概ねのエネルギーさえ確保できればすぐには死なないし満足できる。 古代には人類のほとんどが飢餓やその不安と闘ってきたとか、近代でも国家や政治の不安定で飢えていたという時代もあるが、それでも着実に食の安全...
エッセイ

「キチンとしていること」と「キチンと感」の違い

キチンとしていること、には定義はない。 それを見た人の受け取り方、主観次第だ。 「清潔なこと」と「清潔感」の違いと同じようなものだ。 元々、清潔である方が好ましいという価値観は、ヒトが生き物として穢れや不潔、細菌やウイルスなどによる感染症や...
エッセイ

人類3つの革命

人類にはこれまで3つの革命が起きている。 農業革命、産業革命、そして今起きている情報革命だ。 農業革命は食料の供給量を安定的に増やした。 これによって、知的作業・芸術・余暇などへの時間とエネルギーの分割・分業が可能になった。 ときには世代を...
エッセイ

人間の眼の機能について私はまだ何も知らない

今回は珍しく人間の生物的な機能としての「眼」の性質についてメモ的エントリを。 私は医者だから、ひと通り、医学的な、学問としての人体やその関連については当然学習している。 かっちりと基礎から勉強したのはもう15年以上も前になる。 しかし、今ご...
エッセイ

時間とお金の等価性の話

時間をお金で買うことができる 「時間をお金で買う」とは、長距離移動する時に、車なら高速道路を使うとか、電車ならば急行や特急、新幹線に乗るようなものだ。 徒歩と電車・バスを組み合わせるのではなく、タクシーを使ってしまうというのも、時と場合によ...
その他

悲しみや笑いよりも、怒りとか驚きの方が、感情としては古いのかもしれない

人によって意見は違うだろうが、動物は、悲しんだり笑ったりしないように見える。 そうは言っても怒りとか驚きの表現をしているところは思い浮かべられる。 野生動物が怒って人間を攻撃してきたり、驚いて身を引くような場面はあるからだ。 これは、悲しみ...
メンタルヘルス

アルコールを飲む時間は本当にプライベートと言えるか

仕事をこなしてオフの時間になったときに、ストレス解消やリラックスの手段としてお酒を飲む人は少なくない。 ほとんど毎日習慣のように飲む人もいる。 面白いことに、仕事(オン)が忙しければ忙しいほど、緊張や負荷が強ければ強いほど、お酒を飲まずには...
エッセイ

人間の研修を料理で例えるよ

研修や学習の結果として出来上がった(変化した)人間を料理としよう。 ビフォーの人間は材料・素材ということになる。 出汁や味を染み込ませて一つの料理、つまり煮物として世に出し、お客さん(クライアント)に食してもらうのがゴールになる。 味付けを...
ポエム

恵比寿駅で人間の業(ごう)の深さを想う

今現在(2012-06-03)恵比寿駅のJR-東京メトロの間で、連絡通路・階段のエスカレーター設置工事が行われている。 もうずいぶん長いこと(1年くらい)かかっている気がする。 やはりエスカレーターは必要なのだろうか。 バリアフリーというこ...
エッセイ

人間のほうを研究しています

最近また、自分の今後の身の振り方、行く末を考えている。 これまでも折に触れて繰り返して考えてはいる。 例えばそれがある程度明確な指針のようなものにまでできれば個人人生のミッションステートメントとも言える。 自分のミッションステートメントを考...