恵比寿駅で人間の業(ごう)の深さを想う

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今現在(2012-06-03)恵比寿駅のJR-東京メトロの間で、連絡通路・階段のエスカレーター設置工事が行われている。
もうずいぶん長いこと(1年くらい)かかっている気がする。

やはりエスカレーターは必要なのだろうか。
バリアフリーということだけならばすでにエレベーターは設置されている。
そりゃぁ、エスカレーターがあれば私だって積極的に使うけれども。

また、工事をするのに、通行止めにすることなく、通路と階段を稼働したまま、チョコチョコと動線を調整しつつ、進めているのもスゴイなと思う。
いったん止めてしまえば、全体としての工期も短くなるだろうし、安全の確保コストや案内員の配置、お詫びや誘導のアナウンスなども要らなくなるのに。
日本の建設会社の技術や体力によれば、こうした「無理」が可能になってしまうから、却って始末に悪いのかもしれない。

こうしたことを同じ場所を通る度に考えていたのだが、最近になってさらに「無理」が加わっていた。
JR駅の構内からメトロの地下道に渡るまでのほんの10数メートル間を屋根でカバーして雨風を避けることができるようにもするらしい。
確かに助かるけれどもそこまでやるのか…

人間の欲望や欲求というものにはキリがない。

2012-06-03 08:00

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