エッセイ 登山道具を試行錯誤して揃えていくのはRPGのリアル版 一つ一つの道具の機能と重さ、好みやカラーなどを挑む場や相手によって、また自分の技術や経験、レベルによって試行錯誤していく。ベストだと思ってもコストがかかればすぐに手に入れるというわけにもいかない。先立つものがなければまずは何かしらの方法で稼... 2014.01.04 エッセイ
エッセイ 40歳になると直球が変化球になる 40歳になると(私は実際にはまだ39歳だけど)、それまでと同じ言動をしていたとしても、あるいは自分自身を変革したパターンでも、周囲・社会の受け取り方は20歳代、30歳代のときのそれとは異なってくるのかもしれない。かなり強引な一般論だが、40... 2013.03.22 エッセイ
メンタルヘルス 筋トレと心理が似ているという話 最近になって自分の身体を鍛えることに関心を持つようになった。前職の時にこそ身体を整備しておいたほうが良かったんじゃないかという気もするが、時間や気持ちの余裕、自由度が少なかったからか、そういうモチベーションが上がらなかった。今ならフリーラン... 2013.01.06 メンタルヘルス
カウンセリング 死にたい気持ちの瞬間風速 うつで死にたいという人の苦しさは周りから見ても理解できない。それがそのままでは目に見えるものではない「内面」「気持ち」であるということもある。それ以外に、その苦しさの強さが刻一刻と変化し続けているものだからだという理由もある。死にたい気持ち... 2013.01.03 カウンセリング
コミュニケーション 教えるということ、つなげるということ、想定できないもの 他人に何かを教えようとするときに、一番かんたんなやり方は、相手がすでに持っている知識や情報をつなげてあげることだ。相手がこれまでに見聞きしたことのない、経験したことのない、まったくの新しいことやモノを教えるのには時間も労力もかかる。相手が持... 2012.12.13 コミュニケーション
エッセイ 比ゆは理論と事例を間で取り持つ 理論というものは定量的判断に基づく。厳密に様々な条件などを設定し、枠を作り、要素を限定することによって、通常は難しいはずの「定量」を示す。これによって、ある一定の幅ではあるが、物事を言い切ることができる。しかし、それを現実世界に適用するには... 2012.11.02 エッセイ
カウンセリング 自分の師匠の技術を直見しなくて信じられるか あなたは自分の師匠のカウンセリングを見たことがあるだろうか。数回の陪席や、研修での指導、グループや個人でのスーパービジョンなどを見たことくらいはあるかもしれない。しかし、それだけで実力を信じて、自分の今後の足しにする決心をしてもいいものだろ... 2012.08.26 カウンセリング
エッセイ 組織アプローチの角(かど) 組織を改善しようとするとき_例えば禁煙指導とか、安全衛生を進めるとか_全体の動きとしては、マネジメント・トップマネジメントが断固たる意思を示して始めるしかない。これがなければ、結果としては一時的なもの、効果の弱いものになってしまうだろう。オ... 2012.08.04 エッセイ
カウンセリング 精神分析の技術が高いとかは本質ではない 精神分析だとか、来談者中心療法だとか、交流分析だ、内観療法だ、と理論・流派は数あれど、実際の行動や介入としてクライアントにどう関わるべきかというアウトカムには良し悪しに関する違いはあまりないのではないか。特に、切羽詰まって、危険が差し迫った... 2012.07.28 カウンセリング
エッセイ 人間の研修を料理で例えるよ 研修や学習の結果として出来上がった(変化した)人間を料理としよう。ビフォーの人間は材料・素材ということになる。出汁や味を染み込ませて一つの料理、つまり煮物として世に出し、お客さん(クライアント)に食してもらうのがゴールになる。味付けを濃くす... 2012.06.04 エッセイ