コミュニケーション ベストな比ゆ、というものは在らずや 万人に響く比ゆ、というものは存在しない。 比ゆは何かを伝えるときの強力なツールになりうる。 ただし、過信やこだわり過ぎは禁物だ。 自分が聞いたときに、スッと腑に落ち、感動したような比ゆを、自分がまた別の場面で使おうとするときなどでは特に注意... 2012.04.19 コミュニケーション
ポストベンション デブリーフィングとフグ デブリーフィングはとりあえず心理臨床や惨事介入のツールとしては表舞台から消えている。 場面と内容を限定したグループケアなどにその名残りや改変が見られるくらい。 かなり似たようなことをやろうとしながら、名称を調整するなどするのみで実践に持ち込... 2012.04.05 ポストベンション
メンタルヘルス メンタルレスキュー協会の認定資格ヒエラルキー NPO法人メンタルレスキュー協会(MR協会)がカウンセリングなどの能力を判断・認定する資格には初級から上級のものまで4つある。 クライシス・ピア・サポーター(CPS: Crisis Peer Supporter) メンタルレスキュー(MR:... 2012.02.19 メンタルヘルス
エッセイ 他人を助けたくて勉強したりカウンセリングしたりしているのではない 私がなぜ心理業界やカウンセリングに興味を持ち、仕事や勉強として携わっているのか。 自分でも折に触れ考えるし、人から尋ねられることもある。 別にこの質問に答えられないと業界に関わってはいけないとか、不適切な回答や動機が存在するというわけでもな... 2012.02.12 エッセイ
カウンセリング メッセージコントロールが革命的である理屈 心理カウンセリングにおける「メッセージコントロール」は旧来のカウンセリングとは大きく印象が違う。 それは革命的と言ってもいい。 ここで限定的に考えている旧来のカウンセリングというものは、答えが一つしかない試験問題のようなものだ。 解答に至る... 2012.01.20 カウンセリング
メンタルヘルス 小学生にもわかるように3秒で説明する 他人に知識や技術を教えるときのコツというか、工夫として「小学生でもわかるように説明する」というものがある。 どんな知識でも技術でも、本を読んだり、人から聞いただけでは本当に理解することは難しい。 それらの内容に触れて、ひとときは感動したり、... 2012.01.17 メンタルヘルス
メンタルヘルス 無力感と自責感を説明すると 無力感はエネルギーの消費・浪費を抑えるプログラム、あるいは命令、司令、モードだ。 その人に「無駄なことはするな」「休め」と心理的なプレッシャーをかける。 無力感を感じている時には、目の前にある問題や悩みをどうにかしようとするのではなく、でき... 2012.01.06 メンタルヘルス
メンタルヘルス 死にたいと言う人は自殺しないという誤解 死にたいと口に出していっている人はかえって自殺しないものだ、という誤解がある。 「誤解」とは言うものの、もちろん死にたいと口にした人間が全員必ず自殺を実行しているわけはない。 現実には、死にたいと言っている人も言っていない(言わない、または... 2012.01.04 メンタルヘルス
メンタルヘルス うつのリハビリはこころの受身を覚えるチャンス 柔道技の達人になるのは難しいが受身は誰でもうまくできるようになる。 うつのリハビリで鍛えるべきなのは身体の頑強さや抵抗力ではない。 次に起こる試練や日常のストレスから、以前の自分よりもうまくかわしたりダメージを減らしたり大怪我をしないような... 2011.11.29 メンタルヘルス
メンタルヘルス カウンセリングも、グループミーティングも、保証されたツールではない 1時間話したとか、何回カウンセリングを受けたとかが、そのまま効果や成果としてクライアントに表れるわけではない。 当たり前だが、話した内容とか、クライアントのメッセージに合わせたカウンセラー側のメッセージのコントロール具合、どんな感情(たとえ... 2011.10.02 メンタルヘルス