世界を変えたいが、他人を変えるつもりは無い

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カウンセリングやその周辺の技術には、世界を変える力がある。

それは、決して小さい変化というレベルではない。
レコードがCDに変わったと思ったら、もう次にはデジタルデータ配信が主流になったように。
モールス信号通信が固定電話に変わり、ケータイ電話が個人それぞれに行き渡っていって、生活や仕事の質まで影響を受けている。
手書き書類からワープロ専用機になり、パソコンが普及したと思ったら、もうiPadやiPhoneが同じことを担っている。

スポーツでもそのルールは変わっていなくても、トレーニングや戦略、技術や機材の進化・変化でガラッと様相が変わることが何度も起きている。
これは正にイノベーションというもので、イノベーションが起こらない分野というものはない。

しかし、イノベーションが直接に、人やその生活や考え方を変えることはない。
結局は意識的、無意識的に、その人が変わろうとして、変わろうと思って初めて、変わっていく。
イノベーションと変化しようとする意識(あるいは無意識的)はどちらが欠けていても変化は起こらない。

世界を変えたい、とは書いたがそれは他人を無理矢理に変えようというのではなく、そのための片輪であるイノベーションを作りたい、起こしたいということだ。
後は、必要な、起こるべき変化が起こる。
そういう余地がカウンセリングにはまだまだあるだろう。

2012-04-08 08:00

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