ゾーンとスパークの好例に、その場で気付き損ねた


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メッセージコントロールを教える場合、それを第一の目標にはしないということを強調しながらも、クライアントが快適で適度な緊張感を持った「リラックス状態」になると様々な「ひらめき」が生まれることも説明する。
我々は、リラックス状態を「ゾーン」、ひらめきや発想や新しい視点などが出てくることを「スパーク」と呼んでいる。

ゾーンに入れることまではメッセージコントロールの目標にするのだが、その後のスパークまでも狙うとかえってゾーンに入りにくくなったり、途切れてしまったりしがちだ。
また、座学で事例を出したり、概念を説明するまでは安定してできるが、実際にモデリングやロールプレイをしてみて、常にそれを目の前に示すということは運の要素が大きくてできない。

そうは言っても、先日の講習では自分のグループ内で、クライアント役に「スパーク」が生まれていた。
惜しむらくは、そこに入っていたコーチの私も、その現場、時間内ではそれがスパークだと(はっきりとは)気付くことができなかった
通常レベルのフィードバックや質疑応答をして、そのセッションを終えてしまった。

とても、もったいないことをした。

後から自分で振り返っていて、「あー、あれはスパークと言っても良かったなぁ」と考え直している。
その場でうまく気付かなかったのは、その、クライアントの新しいひらめきが、カウンセラー役(リレーで回していた)とのやり取り内容や言葉とは直接にはまったく関係ないものだったからということが大きい。

クライアント役は、カウンセラーが言ってくれていない、気付いてくれていないことを、自分で発見したのだ。

これなどは、正にゾーンの力、スパークの特徴、そして面白さだ。
この概念を知らない、納得していない人が、この話を聞いたら、「ただの偶然でしょ」「カウンセラーとか、カウンセリングとは全然関係ないじゃん」と思うかもしれないがそうではない。

その場で、私がちゃんと気付いていれば、リアルタイムの実例を題材に、理解と実感を得てもらうことができたかもしれないのに。
クライアント役の許可をもらって、講習参加者全体のフィードバックとして披露することだってできたかもしれない。

反省中。
まあ、次こそは見逃さぬようにしよう。

2012-03-27 08:00

Posted from DPad on my iPad

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