クライアントに伝わった5メッセージの転機


20110219-01

カウンセリングの基礎として教えているメッセージコントロール。
そのまたさらに基本としては5つのメッセージを表情やうなずきでクライアントに伝えることを練習する。
その5つとは、

  • 興味津々
  • 驚き
  • 疑問
  • 了解
  • 共感

である。

メッセージコントロールは「伝える力」についての配慮であるが、結果としてはクライアントに「伝わる」か「伝わらないか」ということがすべてである。
当然、相当な部分をクライアントが担っている。
クライアント任せと言っていい。

5つのメッセージがうまく伝わったときにクライアントから見ると、どんな感じなのかを考えてみる。

  • 関心・興味を持ってくれている。心配してくれている。(興味津々をクライアントからみると)
  • もっと話したい。もっと詳しく教えたい。(驚きをクライアントからみると)
  • ん?うまく伝わってないかな。(疑問をクライアントからみると)
  • 話が伝わった。(了解をクライアントからみると)
  • 気持ちが伝わった。この人は味方だ。信頼できる(かも)。(共感をクライアントからみると)

カウンセリングはダンスのように、クライアントをパートナーと考え、一方的にカウンセラーの感情や思考を押し付けないようにしなければならない。
それには常にメタ視点やクライアント視点では、どんな思考や感情が展開しているのかを真摯に(あるいは狂ったように)想像しなくてはいけない。

その思考実験や研究はいつでもできるし、いつも、いつでもやるべきだ。

2011-02-19 09:00

目からウロコのカウンセリング革命―メッセージコントロールという発想
下園 壮太
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