人の眼を見て話しなさい(話した方がいい)という指導(指摘)は単に、相手が嫌いだとか嫌な感じがしたという主観や印象をあたかも客観的・普遍的な感じがするような言い換えをしただけのものである
相手の目を「キチンと」見て話しなさいとか、そうしないと失礼だというのは、好みに過ぎない。
目を合わせられて緊張したり、不快に思う人もいる。
定説は、ない。
このような言説は、ごく狭い範囲の経験知だ。
結局はどのようなメッセージが出るか、相手が受けるか、結果としてどんな空気になるか、というだけ。
私は相手の目や顔を真正面から見て、視線をあまり逸らさずに話すのは苦手かもしれない。
かもしれない、というのは最近あまり他人に確認していないのと、気にしていないからだ。
話しながら、結構な頻度で下を向いていたり、天を仰いでいたり、虚空を見つめていたり、目をつむっていたりする。
相手と目を合わせて会話しなさい、という話をされると、小学校の時の教室や、昔の職場での面接の空気や緊張を私は思い出してしまう。
あまりリラックスした感覚ではない。
ただ、これももちろん私の経験上の印象でしかない。
2011-01-31 06:00
コメント