ptsd

エッセイ

マンガ、映画、小説で知るうつとPTSD その1

うつやPTSDという言葉は一般的になったが、そのサポートを仕事にしている立場で、あらためて説明しようとすると理屈っぽくなってしまいがちだ。そんなとき事例や比ゆを活用するのが一つの手だ。だが、事例は経験するのに時間がかかるし、守秘や匿名化にど...
メンタルヘルス

場所に注目して犯罪やPTSDに対処する

犯罪を減らす方法として、犯罪者個人に注目する以外にも、場所を切り口にするというものがある。犯罪が起きる条件としては、人間の内面的要因はもちろんあるわけだが、もしもそうした「誘惑」や「迷い」があったとしても、「場所」という外部の環境要因が揃わ...
メンタルヘルス

うつ的思考やトラウマを打ち消すのに時間が必要なわけ

おかげ様で下記Tweetに若干のFavとRetweetをいただいた。元々は次のtumblogエントリを読んで、褒めることによる学習も失敗による学習も、人間の中に起こっていることは生理的にも心理的にも同じだろうと考えた。六百デザインの「嘘六百...
エッセイ

トラウマ体験と「におい」や「音」が強固に結びつく理由

においや音に関連した連想記憶というものは視覚に関するものよりも、強い印象を残す場合がある。いわゆるトラウマティックな体験と合わさってトラブルや問題になる。その体験をしたときのにおいと同じか似たようなにおいを避けるようになったり、においによっ...
メンタルヘルス

ASD、PTSDにおける回避と麻痺の背景は同じ

ASDやPTSDの症状には、侵入(再体験、フラッシュバック)、回避(麻痺)、過覚醒がある。この内、麻痺(感情鈍麻、離人感)は惨事に遭った直後に目立つ。パニックになってしまうような事態、知己の死や自分の生命の危機などに出逢っているのに、その感...
メンタルヘルス

惨事ストレスを受けた人のケアでは、話させた方がいいのか、話させてはいけないのかというテーマに対する新仮説

惨事ストレスケアにおいて、クライアントに話をさせた方が良いのか否かを判断するためには2つの要素を考慮するべきだ。それは「惨事ストレスの強度」と「本人の想起・抽象化能力」である。この2つが同時に高ければ高いほど、再体験によるダメージを増やすと...
メンタルヘルス

惨事ストレスと心理的対処の基本的な考え方(メモ)

災害でストレスを感じるのは当たり前の反応防衛反応は当たり前の反応だが、強すぎると心身を痛める、または長く続きすぎる※今朝はメモの画像で省力エントリ。そのうちテキストに書き起こすけど。※文字がブレてるのは乗り物(新幹線)移動中に書いてたから。...
ポストベンション

震災被災者の心理をサポートする視点 – 東日本大震災26日目

伝聞でしかないのだけど、今般の災害に被災した方々の一つの気持ちのありようは、「今のことしか考えられない」「目の前のやることをやらなきゃ」というものだという。発災当日からの激動の危機や生活の変化がはっきりと思い出せなかったり、それほど遠い先で...
メンタルヘルス

言葉に敏感になろう、言葉にとらわれ過ぎないようにしよう

カウンセリングでもメンタルヘルス教育でも、言語、話し言葉、書き言葉を使って、メッセージや情報を伝え、共有しようとする以上、そのツールについて良く知らなくてはいけません。かと言って、言語学の専門家になるとか、法律や科学のように厳密な定義と解釈...
メンタルヘルス

大規模災害の被災者に対して心理的支援をする際の準備知識

印象だけで考えても、今回の東北関東大震災規模の災害の被災者や関係者は体験やグリーフが先々にトラブルの元になる可能性は高いと思われる。その理由を述べる。基礎的な知識として、同じような衝撃のイベントに出会ったとして、いわゆるPTSDのようなある...