人間は一度に一つのことしか認識できないからストーリー(流れ)が必要になる


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どんな教育でも同じだろうが、メンタルヘルスの教育でも一つのテーマについての知識や知っておくべきことは「全体としては」大きくなる。
これを、まったく知らない状態から丸々憶えたり現場で使えるようになるのはやはり簡単ではない。

小さなテーマそれぞれの順番やつながりを意識しなくてはいけない。
そこで有効かつ必要になるのがストーリー(流れ・物語)だ。
関連性や時間軸・時系列というようなものの中でたいていの人は「記憶」する。
エピソード記憶、というやつだ。

例えば、ある殺陣をやる場合に、複数の敵に囲まれていれば1回の攻撃で全員を倒すことは不可能である。
そこで、誰からどういう風に倒していくか、その間に自分がどう動いてどう敵の攻撃をかわすかということを流れ(つまりストーリーだ)で考えて動かなくてはいけないというわけだ。
ただし、ここで重要なのは(きっと)その流れには「唯一の正解」というものはないということだ。
人が変わればできること、やりやすい流れは変わってくる。
より美しく危険の少ないやり方もあるかもしれない。
見栄えのする派手な立ち回りも工夫できる部分があるだろう。

お弁当のご飯やおかずをどんな順番でローテーションして食べるかというのにもルールはない。
しかし、人それぞれにこだわりや「その人自身がやりやすい」やり方があったりする。

教える側としては、最大公約数的・ベストな「全体の見せ方」を探求しつつも、それが聞く側にとっては、流れをイメージしにくかったり、順番や重点を置く箇所が腑に落ちなかったりすることもあるのだということを認めておかないと指摘を受けたときに慌ててしまったりするだろう。

2011-06-07 07:00

(追記 2011-06-25 09:00)
(関連エントリ)

「人間にはマルチタスクはできない」という13歳の少女が作った含蓄あることわざ : ライフハッカー[日本版]

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