story

ポストベンション

映画や小説のコアテクノロジーは端折ること

映画でも小説でもマンガでも自己紹介でも、その核となるものは「省略」だ。 元々の物語と同じだけの尺を使わないと表現できない、伝えられないというならば、いくら時間や資源があっても足りない。 映画でも、説明書でも、ある人間の思考や思想、(擬似)体...
ポストベンション

告白・アプローチをして振られた輩(やから)

そういう気にならなかったのだから仕方ない。 そういう対象として見られなかったのならしょうがない。 好きでもなんでもなかったのなら気に病む必要はない。 そんな投げかけ、意見が必要な人や時もある。 2012-12-06 16:00
エッセイ

人に会っていなくても影響は受ける

家族や夫婦でもなければ、人と人はそんなに長くは直接にコミュニケーションを取ってはいない。 これは一定時期・期間の職場や学校での人間関係についても同じだ。 そもそも、ヒトは生きている時間の3分の1は眠っている。 眠りの間は独立孤独な時間だ。 ...
コミュニケーション

物語が人の心に響くのはなぜか

人間は原則として一度に一つのことしか認識できない。 同時に別のことを考えることはできない。 マルチタスクは幻想や錯覚だ。 「いや、私は一度にいくつものプロジェクトを切り盛りしているぞ」とか「ながら勉強は?」とか「車の運転をしながら音楽聞いた...
メンタルヘルス

世の中、質問に答えていないことがよくある

自殺発生後の組織へのポストベンション、つまり介入をチームで行う時には「ストリー説明」というツールを我々は使う。 組織へのチーム介入の教育をしていて、ひと通りの座学説明が終わった後に、受講者から教育スタッフへ「スイマセン。『ストーリー説明』っ...
エッセイ

「小川の辺」とメッセージコントロールとストーリー

映画「小川の辺」を観てきた。 映画「小川の辺」公式サイト 時代劇で、主要な登場人物は武家の人間だから、表情の変化や感情表現が少ない。 その分を演出の間や心象風景、身体の動きや声音で表している。 「名優系」の演技は、カウンセリングでのメッセー...
メンタルヘルス

比ゆやショーマンシップの活用は邪道ではない

メンタルヘルスの教育や情報提供の場に限らず、たとえ話やストーリーの「見せ方(魅せ方)」というのは大事だ。 しかし、そのコツや技術は伝達や教育、形式知にすることがやや難しいため、あるいは学問や科学的なものではないと思えるため、軽視されたり、...
メンタルヘルス

人間は一度に一つのことしか認識できないからストーリー(流れ)が必要になる

どんな教育でも同じだろうが、メンタルヘルスの教育でも一つのテーマについての知識や知っておくべきことは「全体としては」大きくなる。 これを、まったく知らない状態から丸々憶えたり現場で使えるようになるのはやはり簡単ではない。 小さなテーマそれぞ...
知的生産

しゃべることによって話が(変化して)まとまる

頭の中で考えていることを整理するために、誰かに話を聞いてもらうということはよくある。 このとき、結果としてアウトプットされたものは、元の思考やアイデアとおなじだろうか。 経験的にも、最初に思いついていることの色合いは残していたとしても、まっ...
カウンセリング

話を聞くというのは事実を聞くのではなく物語を共有すること

物語を共有するには事実と思考・感情をバランスよく、順番がわかるように聞く。 それによってカウンセリングであれば、物語を話したクライアントは、カウンセラーを信頼できるようになるし、味方になってもらえる可能性を感じるし、アドバイスを受け入れる態...