ストレスマネジメントとブチャラティから学ぶこと


ストレスとブチャラティ。

40代の長期(数ヶ月間)管理者研修教育に集めようとしている社員に関して、「実は東日本大震災で被災していたり、直後の仕事で関わった者もいるので何か困ったことがあったら相談させてください」(主にメンタルヘルス面で)というフワッとした依頼をもらった。

実際に、研修前から体や気持ちの疲れが溜まっていたとして、そこに教育研修の負荷がかかることによってトラブルが起こることは確率として高いわけではないが「十分にありうる」だろう。

普通以上に疲れていて、あるいは震災の影響で”過覚醒”状態であった(却って元気に見えるかも)として、研修を人並み以上に立派にこなして成果を上げ、しかも最終的にエネルギーの消耗を安全なレベルに留めておきたいというのは人情としてはわかるが現実的には無謀で虫が良い話だ。

例えば、あなたのお腹が減っていたとして、しかもカレーライスと牛丼の両方が食べたかったとして、両方を食べようとするだろうか。
両方を食べたら普通はお腹が張りすぎる。
カロリーも摂りすぎだろう。
お金だって余分にかかる。

それでも、あなたが育ち盛りで、時間もお金も豊富にある、というのであれば多少無茶をして望むままの行動をしても許されるし体もついてきてくれるかもしれない。
しかしここでの状況としては、あなたは多少は自分自身の調子を気づかわなくてはいけない年ごろだというものだ。
確率としては高くはないが、無理・無茶をして経験を積む必要はないし、そのリスクはライフサイクルの中できっと変わっているはずなのだ。

簡単に「二正面作戦」や「美味しいとこ取り」をすることはできない。
私が相談を受けたとしたら、苦しいときだからこそ、うまいこと仕事をこなして自信を付けたい(あるいは取り戻したい)という気持ちは理解しつつも、この時期には「うまく乗り切る」「多少はサボって休む(自分を休める)」ことを勧めるだろう。

『任務は遂行する、、、部下も守る。(中略)』

『「両方」やらなくっちゃあならないってのが「幹部」のつらいところだな
覚悟はいいか? オレはできてる』

というブチャラティのようなやり方は格好いいし本当に覚悟して選ぶなら止めはしないがプロとしてはお勧めできない。

2011-04-28 06:00

黄金の風 – Wikipedia

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