ポストベンション

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グループミーティングの訓練に使うシナリオをGPLにする

最近の勉強会(メンタルレスキュー塾)では続けて数回、グループミーティングをテーマにしている。 扱う事例の内容としては、ある集団に降りかかった惨事的イベント後に、事態収拾や個々の反応、以後どのような処置をすると良いかなどについて、心理的な助言...
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危機介入のプラスとマイナスをトータルで考える

惨事後や危機での組織介入をチームを都度編成してやっている。 心理学的、あるいはケアやサポートとしての(ある程度純粋な)技術としての面だけでなく、インフラやロジについてもプロフェッショナルでなくてはいけない。 自分や近場の仲間の経験としては過...
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介入前ミーティングは「売り込み」の場だ

自殺や事故などが起きたとき、その組織から介入の打診があったとして、最初のミーティングは「セールス」の場だ。 正に「売り込み」のチャンスと考えていい。 「セールス」や「売り込み」という言葉を使ったので、何かこう、顧客・クライアントが本当は望ん...
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組織介入においては単純に守秘すればいいわけではない

ある組織で事故や自殺が起きたとき、または災害に見舞われたときなどに、外部から惨事に対するメンタルサポートをチームとして提供するノウハウはまだ一般的なものはない。 チームサポートの存在自体がまだ一般的に知られていないということと、日本でその重...
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自殺した人を非難してみる

自殺が起きた後に、周囲の個人と面談して話すときに、十分聞けているか、「味方」になれているか、信用されているかを確かめる方法がある。 自殺で亡くなった当人を少し非難してみるのだ。 明らかな悪口を言うというまでではなく、多少「あきれて」みる。 ...
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そもそもあなたは惨事ストレスケアの手法を選べますか

今日のエントリは昨日の続き。 惨事ストレスを受けた人のケアでは、話させた方がいいのか、話させてはいけないのかというテーマに対する新仮説 | deathhacks 大きなストレスから回復するための手法として、人に話した方がいいのか、それとも話...
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見ていたプレゼンを同じようにできない

何事も「学ぶより真似ろ」と言う。 世の中のアイデアや発明はすべて既存のものの組み合わせだとも言う。 今回、自殺のポストベンションの一つの要素である、IES-Rの結果と経緯の説明にてついて、チームリーダーのプレゼンを見た後に、別の場所で別の対...
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自殺のポストベンションでカウンセリングは必ずしも有効ではない

自殺が起きたとき、その周囲の人や組織のためにカウンセラーやケアチームを呼ぶとする。 一般の感覚では、影響を受けた人すべてにカウンセリングを受けさせる(受けてもらう)のが最善なような気がする。 しかし、それはセカンドベスト以下である。 自殺が...
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ポストベンションでの大事なこと

チームのリーダーは完全放任でも駄目だし、事細かに指導するばかりでもいけないよなー。 段取り・仕切りとバランスまでが大事。 2011-04-21 12:00
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震災被災者の心理をサポートする視点 – 東日本大震災26日目

伝聞でしかないのだけど、今般の災害に被災した方々の一つの気持ちのありようは、「今のことしか考えられない」「目の前のやることをやらなきゃ」というものだという。 発災当日からの激動の危機や生活の変化がはっきりと思い出せなかったり、それほど遠い先...