crisis

カウンセリング

痛み止めが効くのは痛みこそすれ

今やっている、知っている、自分のカウンセリングやクライシスサポートは重大な(critical)危機に対してでないと効果を持ちにくいかもと思います。 飲み薬、痛み止めでも、元々の痛みが弱いときには効いたかどうか分かりにくいでしょう。 ちゃんと...
メンタルヘルス

サポートチームのメンバーになる資格とは

メンタルヘルス分野でチームで活動するメンバーになるための資格は他のメンバーに認められることです。 カウンセリングが上手であるとか、知識がたくさんあるとかではありません。 数人が集まって活動するときに、同じメンバーレベルで考えれば「その人と一...
カウンセリング

習った言葉をそのまま使うのが構造化ではござらん

世の中には「構造化」があふれています。 フレームワークやマニュアル、ガイドライン、常識など様々な形態・呼び名はありますが、すべて構造化(したもの)と言えます。 それを作り、使うことの効果・メリットの一つはコストを下げることです。 それに従え...
メンタルヘルス

ストーブを近づけすぎることが増えている

ショックな出来事に合った人に対して周囲や組織があまりにも「何か」をしなくちゃと考えることが増えています。 ホンの一昔前であれば放っておかれたり弱い周囲や組織がという処理のし方方が多かったでしょう。 それに比べれば知識が一般に広まり理解や関心...
カウンセリング

カウンセリングにも競技の違いのようなものがある

同じカウンセリングという名前で仕事をするとしても目的や状況によってその持っていき方は大きく異なります。 例えば、クライアントが涙を流したときに、多くの一般カウンセリングを学んできた人たちは「まずは気が済むまで泣くことを許してあげよう」「待っ...
メンタルヘルス

カウンセリング、介入、広報それぞれにおけるバランス

心理カウンセリングでの現場ではバランス感覚が大事になります。 まだまだエビデンスのない世界、分野です。 いいえ、心理カウンセリングは発達や人生そのものにあまりにも近いものですから、到底数世代、数百年くらいで明確なエビデンスは確立しないでしょ...
メンタルヘルス

人間はとことん自分に都合がいいように補間するなぁ

人間は自分に都合が悪いエピソード、責められたエピソードに出会っても、ほとんどの場合は「良い解釈」「都合のいい情報」を探し出します。 それはすぐに見つかることもあれば、時間がかかることもあります。 そういうときの視点は自分に都合がいいことしか...
ポストベンション

チームカウンセリングで1+1が2にならない

チームカウンセリングというか自殺や惨事のポストベンショナルケアの話ですね。 対象の集団をケアするのに一つの標準としては3名程度のチームで3日間ほどの計画を組みます。 しかし、ときには人数が増減したり、日程が伸び縮みすることもあり得ます。 そ...
メンタルヘルス

自殺や事故に対して管理者がまず出すべき2つのメッセージ

自殺や大きな事故が起きたときに組織や管理者(上司など)は同僚や仲間に対してどんなメッセージを出すべきでしょうか。 組織が出すべきメッセージには2つあります。 一つは「ウヤムヤにはしないよ」、二つめは「皆を心配しているよ」です。 ウヤムヤには...