ショックな出来事に合った人に対して周囲や組織があまりにも「何か」をしなくちゃと考えることが増えています。
ホンの一昔前であれば放っておかれたり弱い周囲や組織がという処理のし方方が多かったでしょう。
それに比べれば知識が一般に広まり理解や関心は高くなっています。
良いことです。
ただし今度は安全配慮義務やコンプライアンス、労使関係やCSR 組織の社会的責任などの面から、「過剰」なサポートや配慮を際限なく続けなくてはいけないような事態すら起きています。
寒くて消耗している人に対して、我慢しろとか、他にも寒い人はいっぱいいるのだからしかたない、とする対処も、当人がその時点で要らなそうだと思っているのに世話を焼きすぎたり、ストーブをやけどしそうなほど他人が近づけたりするような行為は避けたいものです。
このバランスをみたり、アドバイスをするのもメンタルヘルスの現場経験がある私たちの仕事の一つ、強みの一つです。
2010-10-21 07:00
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