カウンセリング

カウンセリング

プレゼンと要約とトレーニングと常在戦場と

カウンセリングでも研修講師でも、一連の話をうまく要約してプレゼン提示するスキルが問われる。 このスキルをトレーニングするのには、リアルな出来事でも、読んだ本でも、観た映画でも、あらゆる素材とあらゆる機会を使って、近くの人にプレゼンをしてみる...
カウンセリング

私が「自己一致」している理由

カウンセリングやメンタルヘルスの議論を数人の勉強会でしていて「自己一致ってなんだろうねー」という話になった。 教科書的に考えれば、この言葉のそもそもの始まりはカール・ロジャーズの来談者中心療法、そしてその方法論や理論の中で提示されたもので、...
カウンセリング

カウンセリングに同意書は必要か

ご多分にもれず、心理カウンセリングの業界でも、説明や同意、契約といった仕組みや制約は半ば不可欠なものと見なされることが増えている。 これらは、人間が人間を支援するのに、本当に必要なものかと言ったら違うわけだが、世の中のトレンドとしてはそうな...
カウンセリング

カウンセリングがうまくなるためには同じシナリオで反復ロールプレイすると良い

カウンセリングのトレーニングで「まったく同じ設定で、2回繰り返しでロールプレイをする」というのをやってみてもいいのではないかと思っている。 これは「カウンセリングの訓練では振り返りの後すぐに実践すれば効果が倍増する | deathhacks...
カウンセリング

カウンセリングの技術が先か報酬が先か

心理職の社会的評価がまだまだ低く、金銭報酬が少ないというならば、まず取るべきアクションは2つあると思う。 一つは、自らが技術やサービスを高値で市場で売ることだ。 例えば私が考えているカウンセリングの価値は以下のエントリに書いている。 カウン...
カウンセリング

悩みがなんでも生育歴のせい、なんてこたぁないJK

ある集団や特定のカウンセラーが担当するクライアントの「主訴」や「テーマ」に、生育した環境や幼少時の大きな出来事と関係することが多かったとしよう。 果たしてそれは、本当にクライアントの傾向だろうか。 私はそこに、サービス提供側、セラピスト側の...
カウンセリング

カウンセリングで共感のまえに十分話を聞く理由

以前のエントリを広げてさらに考えてみる。 まず驚き、なるほどと思うことが共感につながる | deathhacks 極端な例を挙げてみる。 クライアントがセッションの開口一番に「実は夫が最近亡くなりまして。。時間が経てば経つほど、悲しくて寂し...
カウンセリング

相手よりもややフォーマルな服装で

先日、まったくの初級者に、カウンセリングとまではいかなくても、職務上ものとはまた違った、悩みや相談を拾い上げるような面談をトレーニングする機会があった。 仕事上、あるいは人生の上での経験は多くあっても、悩んでいる人の話を聞くということになる...
カウンセリング

「何もしない」勇気を持つ

昨日のエントリ(そのカウンセリングに直面化は必要ですか? | deathhacks)につけ加えておきたい。 カウンセリングに限らないのだが、「何もしない」という選択肢があることを忘れてはいけない。 人は「何もしない」ことを、サボっているとか...
カウンセリング

そのカウンセリングに直面化は必要ですか?

カウンセリングの考え方、理論の中に「直面化 confrontation」というものがある。 クライアントが対決を避けている事柄をあえて正面から扱って変容を期待することを指す。 しかし、臨床現場で、やみくもに、理論先行、理論だけを根拠に、直面...