個人でも組織でも、自分が専門分野としてお金を取って業としているのだったら、その分野のレファレンスやマニュアルはきちんと更新して買っておきましょう。
医者が診療をするんだったら、治療薬集やDrugs In Japan、メンタルヘルス分野(で必要な職種)だったらDSM(IVなどの要するに最新のもの)がそれにあたる。
確かにこれらはどれだけ必要になる場面が多いかは人によって違うし、稼ぎからすると相対的に高価なものに思われるものもある。
版年度が変わったからといって、まったく使えなくなってしまうというものでもないから、経済的に考えて2、3年に一度買いかえればいいかなと思う人が多いのもなんとなくうなずける。
しかし、これらは大事な商売道具だろう。
対価をとってプロの技術を提供する者が、こうした部分をカツカツと節約しようとしているのは残念に思える。
組織でも、常備してあるこうしたツールが堂々と数年前のものだったりすると情けなくなるし、クライアントに失礼なような気もするがいかがだろうか。
2012-04-12 07:00
DSM-IV-TR精神疾患の分類と診断の手引posted with amazlet at 12.04.12American Psychiatric Association
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