カウンセラーや惨事ストレスを扱う人としての勉強や訓練をしています。
実力をつけるには現場に出るのが一番良い方法です。
しかしカウンセラーがクライアントを無理矢理に見つけたり、カウンセリングを押し売りすることは好ましくありません。
悩みを持つ人、うつの人、惨事に巻き込まれた人などへの接触(介入)のやり方やタイミングはデリケートで難しい問題です。
一方的に出しゃばって「活躍したい!」「何かお手伝いしましょうか?」と言うのはカウンセラーなどのエゴです。
私はそういった葛藤には耐えつつ、今は地道に自分の実力や価値を高めていこうとしています。
それは例えば、自分周辺のグループでの勉強会に積極的に関わることだったり、
「ライフライン式ロールプレイ」のような新しい試みを考えて、試し、内輪だけでなく公開したり、
(参考エントリ)
ライフイベントストレスの原典を押さえたり、
(参考エントリ)
することです。
こうした活動が少しでも人の役に立つと嬉しいのですが、私のそのやる気の主な出所は他人への貢献ではありません。
結局は自分の価値を高めたい、活躍したい、そしてさらに心理やメンタルヘルス、ストレスや惨事周辺の知識や経験を増やしていきたいのです。
カウンセリングにしても惨事での支援にしても「困った人を助けたい」という動機から始まって関わる人は多いと思いますが、私自身に限って言えば「自分のために勉強、研究し、その後に可能な限り支援する」という姿勢は冷たいことを考えているようにも見えますが、シンプルで誤解が少ない思考だと思っています。
2010-06-11 7a.m.
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