カウンセリングやメンタルヘルスの先生で高齢ですが、まだカクシャクと教育や現場に携わっている方がいます。
先生は「自分がボケて言ってることがおかしくなったら教えてくれよー。邪魔になったら申し訳ないけどチャンと言ってくれー」と一目置いている知り合いに頼んでいるそうです。
半分冗談のような願い事をしているのかと思い微笑ましいくらいの話なのですが、考えてみると自分にだって似たような気持ちがあります。
自分が言っていることややっていることが間違っていたり危なかったりするときには注意して欲しい。
よく考えたら私も以前に、まったく同じ知り合いにそんなことを頼んだことがありました。
「もしも(私の)残念な状態に気付いたらダメ出ししてくれ」と。
カウンセラーは孤軍奮闘しない方が良いです。余程の能力がある人物でなければ自分のことは客観的に見ることができません。
スーパービジョンという機能に限らず、守秘に配慮しながら他者の少しでも客観的な視点を借りて、自分の仕事を常に監視する工夫を持ち続けた方が良いでしょう。
2010-06-10 7a.m.
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