2011-05

コミュニケーション

人付き合いはうまい方が良い、は非合理的な信念(イラショナル・ビリーフ irrational belief)

別にコミュニケーション能力が高い方がいいとか、友達が多い方が幸せだとか、愛されることがこの世の最大の価値だとか、そういうことはない。 「健康であるべき」と同じくらいに irrational な考え方だ。 世の中の価値はそんな簡単に決まるもの...
ポエム

組織や主要な人がダークサイドに落ちるなら手を引く

自分が納得いかないならば無理をして続ける必要はない。 それは趣味でも本職でも同じ。 もっとオープンにすればいいのにと思う。 情報が多すぎると言うならば適切にフィルタリングすればいい。 2011-05-10 06:00 (関連エントリ) セカ...
カウンセリング

iPad 2 を使ったカウンセリングトレーニングは良い感じだった

iPad 2 をメンタルレスキュー協会(ホーム - NPO法人 メンタルレスキュー協会)の講座での実習に使ってみた。 本格導入すれば本邦初だが、今回は試しに私物 iPad 2 を1台提供・使用。 表情や言葉の間、要約、クライアントの感情や意...
メンタルヘルス

被災地に慌てて進入しようとするのは無謀 – 東日本大震災から65日

被災地にボランティアで行っても、役に立たなかったり、却って好意の押し付けになったり、自責感や無力感で自分自身がやられてしまったりする。 少し違うが「勇敢でベテランの戦闘機乗りを存在しない」という文を思い出した。 戦闘機のパイロットは臆病で逃...
ポエム

内的麻薬の方が快感としては強い

良い発想をすることは気持ちいい。 外から無理やり押し付けられたような快感や癒しはたいしたことない。 男性の射精と女性の orgasm とを比べた感覚に近いかも。 本当の幸福感は瞬間的でもないし出てくるときには枯れない泉のようにドンドンと感じ...
メンタルヘルス

メンタルヘルスサポートの実践者を育てるには、試験ありきがいい

カウンセリングやクライシスケアについて、単なる知識や情報を持っているだけでなく、現場で実践できる人を育てている。 必然的に技術や応用力などの総合的な能力を判定・認定するような仕組みが要る。 教育をしていくうちに様々な問題が浮かび上がってきて...
メンタルヘルス

平和なときに議論しない、有事にもしないでは、半端な連携しかできない

メンタルヘルスや精神科医療には多くの議論 controversy がある。 これらは限界をしりつつも平常のときに、その良否の判断や科学的検証をしていくべきだ。 東日本大震災のような大災害が起きたときに、どんなツールを使うか、どのようなケアを...
メンタルヘルス

東日本大震災の結果、テキストを修正しなくてはいけない、なんてことはない

東日本大震災から61日。 現場でメンタルヘルスをサポートしている仲間からの実感に基づいた教訓がいくつも届く。 その中の意見のまとまりとして「教科書に書いてあることが役立たなかった」「テキストで習っていたことがうまくいかなかった」「教えてもら...
メンタルヘルス

支援を押し付けるな、支援を受けることを怖がるな

震災に関する支援についての人間関係や心理的な難しさについて思った。 「支援の難しさ」と言うと、「どのように支援するか」について思い浮かぶかもしれない。 もちろん、それも難しい。 何を、いつ、どのように被災地、被災者に届けるかは、緊急性のある...
メンタルヘルス

メンタルヘルスを学んで目が開くのはいいが、瞳孔まで開いちゃう人がいる

カウンセリングの体験や成果に感動するのはいい。 自分が学んだり、望む人にケアや支援を提供するのもいいだろう。 しかし、過剰に学習してしまい、万能感にとらわれてしまうのを見るととても怖くなる。 学び始めたばかりの人はたいして蓄積や根拠、科学性...