「私の代わりに言ってやってください」を言わないでください

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世の中、日常でもビジネスでも、「〇〇さんから彼/彼女に言ってやってくださいよ! 私が言っても聞かないんですからー。」という物言いは良くある。
しかし、これは無茶な要求であることがほとんどだ。
無意味といってもいい。
あるいは建設的な提案の偽装をした愚痴なり。

仮に提案を受けた人が、影響力があるとか、〇〇さんなりに指導をする責任があったとしても、実際に行動をとるかどうかは周りから強要することはできない。
それは、「私の代わりに言ってやってください!」という人が、自分のメリット・利益しか考えていない or 見ていない/見えていないからだ。
当然指導的立場の人が、何かの言動を取るときには、その人自身視点でのメリットだけでなく、デメリットも見えてくる。

結局、誰かに影響を与えたい、他人を変えたいという人は、別の人を介して自分の手を汚さないとか、繰り返し同じことを言い続けて、かつ相手が変わらないことによって感じる無力感とか、虫のいいことは達成できない。
言いたいこと、言うべきことは、言い続けなくてはいけない。
そして言うことによる結果も言わないことによる状況もすべて受け入れなくてはいけない。

2013-02-06 09:00

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