周りが行動や成果を期待していることをきちんと具現化できる人がいる。
これには能力の有る無しも関係するだろうが、それは要素の半分だろう。
残り半分は「期待を感じ取り認識する力」だろう。
期待というのは実は言葉や文章にされることがそれほど多くない。
はっきりと示されればそれは命令や指示になってしまう。
すると、それをうまく実行したとしても、「期待に応えた」ではなく「最低限の仕事をこなした」という評価になりがちだ。
期待というものには、それを押し付ける側の勝手な事情や思いが多分に入っている。
「あの人は期待に応えてくれた!」という感情や思考には、相当量の主観が混じっている。
2012-07-22 08:00

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