カウンセリングトレーニングの実際問題 その1

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カウンセリングのトレーニングをしていて。

わかっていること、自分で気づいて意識しているつもりのことでも、あらためて他者の視点からフィードバックをもらうのは大切だ。
過剰に意識しなくてもいいが、おそらく無数にあったであろう観察情報からチョイスされたことも考える。

ふりかえりでは色々なことが指摘として出てくるが、それを以降の実践現場に活かせるかどうかはまったくの別問題だ。
厳密に言えば、情報や事実としてどんなに適切なフィードバックを受けたとしても、それを活用できないのであれば無駄情報ということになる。
ただし、その取捨選択にしても表に出して一人で、あるいは皆で吟味してみなくてはわからないことがほとんどだ。
だから、とりあえずテーブルの上に出してしまおう。

カウンセラーのアクションやリアクションの良否に十分に確実な判定が下せることはどうせ少ない。
後からふりかえって「あーだ」「こーだ」言うのは、ちょっと流れを外すと非建設的な議論となりやすい。
あくまで参考情報や可能性として捉える。
良否の両者を検討し、リスクや裏メッセージになりうる部分があったら、それへの対策を探しておけばいい。
理想としては、こうしたロールプレイとふりかえりを100回、1000回と繰り返し(現場もこなし)、パターンを見つけ身につけたい。

2012-07-23 10:00

Posted from DPad on my iPad

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