惨事に際して、当事者らの目が惨事そのものだけに向いてしまいがちだというのは、現場も管理者らも同じだ。
そこへ私たちがサポート介入に入るときには、プロフェッショナルとしてより広く見ながら心配りをする。
惨事介入は惨事だけがテーマ対象ではない。
惨事という高いストレスが生じると、普段は問題ではなかったことが問題になったり、平常はうまくいっていた人間関係が負担になったり、様々なものに対してズレや不安を感じるようになることも多い。
もちろん、短期的に、目の前にある対象としての惨事に関する情報提供やケアをしないわけではないのだが、中長期的な個人および組織のストレスやメンタルヘルスのマネジメントについても、こうした惨事介入のタイミングと内容の中できっかけを探すと良い。
2012-05-15 09:00
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