映画「北のカナリアたち」観てきた。
#movie 48 ★★★★ 『北のカナリアたち』 前半のトラウマ心理の描写がうまくて合点。後半からどうラストに持っていくかだったがこれもまた予想させつつも納得感動。演技が良いのは安心として川井郁子のヴァイオリンが素晴らしい。 http://t.co/f4lCrBXa
— 小片武 (@neti2) November 24, 2012
物語は現在と20年前を行き来しながら進む。
20年前に起きたある事件についての体験記憶を登場人物がそれぞれにふりかえる。
過去当時には語り合わなかった、あるいは語れなかった「それぞれの事実」を吉永小百合演じる元教師を中心につないでいく。
特に映画の導入・前半では、人物の記憶と物語、そして感情のズレが大きなものであることがわかっていく。
ズレは最初は小さいもので、人生を強く傷つけるようなものではないはずなのだが、ズレが傷を、また傷がズレを増幅していく。
そんな様が心理的に興味深い。
2012-11-24 12:00
映画オフィシャルサイト
映画の原案となった小説はこちら
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