外国の女性向け(?おそらく)ビジネス格言に次のようなものがある。
「朝起きて鏡の前に立ち、人生が何かうまくいっていないと感じたのならば、髪型を変えるか、パートナーを変えるか、さもなくば仕事を変えなさい」
細かい部分は違うかもしれないが、まあそういうありがたい助言と言えるかもしれない。
髪型を変えなさい、というのは「ちょっと気分転換でもしてみたらどうだい?」ということだろう。
パートナーを変えろ、というのは、プライベート、つまりワークライフバランスでのライフの部分を見直しなさいという感じだろうか。
そして、仕事を変えなさい、というのはあまりに直接的・直球のアイデアだが、アメリカのビジネスパーソンの精神ならなるほどとも思える。
最近の日本なら、納得して感化される人も結構いそうだ。
しかし、私なら、鏡の中の自分に「このままで本当にお前はいいのか?」などと自問してみて、先行きが真っ暗だったり、今日や明日の楽しさがイメージできなかったとしても、いきなり服装や生活、会社を変えたりはしない。
こうした積極的な変化やそのきっかけをもたらそうとするのは、人生のプラスの位置にいる人間が、さらに発展し、能力を開発して、自分を啓発していこうとする方向だと思う。
そうしたステージにあることがはっきりしていれば、どんどん新しいことにチャレンジしていってもいいだろう。
だがもしもそうでなければ、まずは美味しいものや好きなものをしっかりと食べて、ぐっすり睡眠をとれと言いたい。
プラスの人間開発なんかの話はその後だろうー。
こうした考え方は、私が元々メンタルヘルスの、どん底的状況・状態からのレスキューや回復に関心を持ってきたからだろう。
それはそれでネガティブすぎるのかもとも思うが、自分なりには真理を突いていると思う。
2012-04-25 10:00
Posted from DPad on my iPad
コメント