思考や悩み、計画やアイデアなどをメモでもいいから言葉や文章として書き付けたり、誰かに対してや人前で話すことで、それがまとまったり発展したりするということはよく知られている。
それは、内容を抽象化することによる恩恵だ。
しかし、実際のところ、文章にしたり、話したりはしなくても良い。
頭の中で、それらアウトプットの直前までに抽象化がされているはずだからだ。
だから最後のリアルなアウトプットは過程と言うよりは結果に過ぎない。
おそらく頭のいい人間は、わざわざアウトプットを他人にも分かる形で表現しなくても、思考や概念を抽象化して固定し、さらにその上や先に発展していくことができる。
2012-01-14 17:00

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