カウンセリングの体験や成果に感動するのはいい。
自分が学んだり、望む人にケアや支援を提供するのもいいだろう。
しかし、過剰に学習してしまい、万能感にとらわれてしまうのを見るととても怖くなる。
学び始めたばかりの人はたいして蓄積や根拠、科学性をまだ持っていないから、浅い理解や間違いの他人の引き写し知識をコピペしたり、既存の権威や組織を否定することでしかメンタルヘルスの重要性やカウンセリングの有益をアピールできない。
これは宗教にハマる感覚に近い。
他を否定する必要はない。
メンタルヘルスは重要だが、全員が人生や世の中の最前面に立てる必要はない。
それを業としたり研究したりするのでなければ、メンタルヘルスは主食にはならない。
オカズにするにしてもまだ重くとりすぎる。
デザートくらいに考えるのがいい。
あるとうれしい、無いとがっかり、くらい。
存在によって食事や人生全体が明るくなる(可能性がある)ような。
2011-05-02 07:00
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