人前に立って教育するというのはプレゼンテーションの一つです。
カウンセリングを教えるときに「カウンセリングとは何か?」を語ってはいけません。
被教育者に向けて伝えるメッセージは「カウンセリングを活用することによってあなたの生活や人生がどう変わるか」というものであるべきです。
まず「その人にとってカウンセリングというものがどんな意味や意義を持つのか」から始まって、「どうやらなかなか良いものかもしれないぞ」と感じさせて初めて、「で、カウンセリングっていったい何なの?」という疑問が出てきます。
それがすなわち興味であり、教育を受ける、教育から学びたいという気持ちにつながります。
利益を紹介するのと興味をかきたてるのとどちらを先にした方が良いかは、実際には「鶏が先か、卵が先か」という議論ですが、どちらか単独でプレゼンテーションを進めていくことは難しいでしょう。
2010-08-18 07:00
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
posted with amazlet at 10.08.18
カーマイン・ガロ
日経BP社
売り上げランキング: 8
日経BP社
売り上げランキング: 8
コメント