9時5時生活をネタにしています

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3年くらい前から早起きを習慣にしています。
カッチリとした時間計画ではないのですが、4時から5時の間には起床して、通勤の途中で喫茶店やファミレスに寄り、読書したり日誌を書いたりしてから出勤しています。
それに合わせて夜寝る時間は9時(21時)を目標としています。
午後9時に眠れば午前5時起床でも8時間睡眠ですから多くの人にとって十分な睡眠時間でしょう。

実際は起きる時間も眠る時間もかなり変動しているのですが、他人に話すときには「今日も9時5時です!」とした方が耳に引っかかりやすくなります。
ただしこれはあくまでも個人的な習慣ですから周囲の人や会社などとのトラブルになってはいけません。
残業があったり、飲み会で遅くなったりしたら眠る時間が24時近くにもなりますし、次の日に起きる時間は遅くなります。

私の早寝早起きは、本を読んだり、勉強したりする時間を、安定して確保するための方便です。
どうしても夜、家に帰ってから何かを書いたり、本を読んだりすることがうまくできないので、自宅で知的作業をすることはあきらめてみました。
家に帰ったらもう寝る準備をしなければいけないという感じですので、明かりも最小限しか点けないで、食事や入浴をするくらいでもう床に入る時間になってしまい、結構な忙しさです。
その代わりに朝の時間を使えるような習慣にしてみて今まできています。

今朝こんな記事を読みました。

会議が朝8時開始に!? “朝活ブーム”で追い込まれるギリギリ社員|イマドキ職場のギャップ解消法|ダイヤモンド・オンライン

内容自体は事実として間違いがありませんが、その背景には典型的な「なぜできないのか?」という思考が感じられます。
私としては「どうしたらできるか?」という問いに変えてみることをお勧めします。

さっそく次のような反応もありました。さらに色々な意見を見る機会が多くの人にあることが好ましいでしょう。

Twitter / 池田千恵: 尊敬する高城幸司さんの記事「“朝活ブーム”で追い込ま …

「変化」はその結果が良いものであっても悪いものであってもそれ自体がストレスになります。
特に長年の生活習慣が変わるということは相当に困難があります。

冷静に、客観的に見れば、すべての変化には必ずメリットとデメリットの両方があるはずなのですが、個人がそのような視点を短期的に持つことには限界があります。だからこそ試行錯誤が人生にも組織にも必要なのです。すべての結果が予想できてリスクがなければどんな世の中になるのでしょうか。
その対策としては目的をとにかくはっきりとさせることが大事だといいます。
手段と目的を取り違えてしまい、途中で何がなんだか分からなくなってしまったり、不安やむなしさを感じてしまい、変わることを止めてしまうことはよくあります。
しかし自分や近い周囲が現状維持であっても、その周りや世界が大きく変化している現代では「変わらないことの不安」が強いわけです。
そこでぜひ「変えてみる」というストレスやリスクを取ってみて欲しいと思います。それがたかが早起き習慣であっても。

早起きは「なぜそれをするのか?」という思考から「どうしたらそれができるか?」という思考への変化を試すにはとても良いとっかかりの一つだと思います。

2010-05-17 6a.m.

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