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カウンセリング

メッセージコントロールが革命的である理屈

心理カウンセリングにおける「メッセージコントロール」は旧来のカウンセリングとは大きく印象が違う。 それは革命的と言ってもいい。 ここで限定的に考えている旧来のカウンセリングというものは、答えが一つしかない試験問題のようなものだ。 解答に至る...
カウンセリング

フランクさ、は「味方になる」の本質ではない

「味方になる」についての誤解 「味方になる」という言葉や実習フィードバックでのモデリングを見聞きして、「えー! そんなに馴れ馴れしくしてもいいんですか!?」とか「ちょっと『タメ口』的なのが気になってしまうんですけどそれで大丈夫なんでしょうか...
カウンセリング

メッセージコントロールを教えていたら演技指導をしているように思えた

メッセージコントロールカウンセリングは役を演じることにも通ずる。 「はい。もっと大きく驚いてみましょう。表情や動きも付けて相手に分かりやすいように」 「うん。そこですべてを察して、分かりましたと言ってしまうにはまだちょっと早すぎて不自然です...
カウンセリング

カウンセリングで変えようとしないで一緒に耐える

変えようとすると過去の否定や未来でのさらなるエネルギー消費につながる。 これはうつであったり疲労を溜めたクライアントにとってはとても苦しい。 プラスとマイナスでマイナスの方が大きくなる。 クライアントの話や背景をすべて聞いてしまって、もう何...
エッセイ

「小川の辺」とメッセージコントロールとストーリー

映画「小川の辺」を観てきた。 映画「小川の辺」公式サイト 時代劇で、主要な登場人物は武家の人間だから、表情の変化や感情表現が少ない。 その分を演出の間や心象風景、身体の動きや声音で表している。 「名優系」の演技は、カウンセリングでのメッセー...
カウンセリング

はじめはメッセージコントロールだけで十分

カウンセリングについて勉強していくと、今目の前にいるクライアントを分類したくなる。 「見立て」をしたくなる。 このクライアントの主なテーマは何だろうか。 惨事か、うつか、リハビリか、それ以外かなどの見極めをしないと手を出しにくい、あるいはう...
カウンセリング

5メッセージを2つの系統に分ける

われわれが教えている5つのメッセージ、《興味津々、驚き、疑問、了解、共感》。 これらは興味津々から始まって2つの系統に分かれてつながることが多いと考えられる。 一つは、 興味津々 → 驚き → 疑問 という流れだ。 新しい情報に好奇心を刺激...
その他

メッセージコントロールのトレーニングに鏡を使う意義

カウンセリングの基礎として「メッセージコントロール」を教えている。 カウンセリングはただ単にフンフンとクライアントの話を聞いていればうまくいくというものではない。 (うまくいくことも、もちろんある) カウンセラーが適切に「メッセージ」を出さ...
カウンセリング

iPad 2 を使ったカウンセリングトレーニングは良い感じだった

iPad 2 をメンタルレスキュー協会(ホーム - NPO法人 メンタルレスキュー協会)の講座での実習に使ってみた。 本格導入すれば本邦初だが、今回は試しに私物 iPad 2 を1台提供・使用。 表情や言葉の間、要約、クライアントの感情や意...
コミュニケーション

会話は聞き手の反応が8割 – コミュニケーションとカウンセリング その1

数回のエントリに分けて、私が心理カウンセリングで学び、身につけたものの中から、ごく一般的な、日常のコミュニケーションで役立つ内容を書いていく。 コミュニケーションの一つに会話がある。 会話の主役が話し手であるか、聞き手であるかは一概には言え...