人を労働に縛り付けるもの

R4003137

日本では労働は義務となっている。
だが普段それが意識されることは少ない。
皆だいたい、生活のために労働して稼いでいるか、好きなことを仕事にできているために労働しているという意識がないかのどちらかだろう。

ある人を外からの強制力で労働させることは、現代では禁じられている。
これを奴隷労働という。
ただし、先述の「生活の糧を得るために嫌々しかたなく働いている」としても一般に奴隷労働だと見なされないのは不思議だ。

労働が強制されるのは不幸の一つだが、それによって個人や社会の成長と発展がなされたり、労働の成果や結果としての喜びが発生するのも経験的には確かだろう。

ある時間拘束されて労働し、それに対して成果が支払われる(正規社員労働も時間給労働も基本的にはそういう仕組みだ)。
そうすると人間は拘束された時間の分、コミットし、責任を感じる。
能力とか、仕事の好き嫌いという要素だけでなく、どれだけ時間という限られた資源を投入したかでも、モチベーションは変動する。

2012-09-17 08:00

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